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結婚式の余興は新郎新婦のお色直し後、楽しい食事中におこなわれるのが一般的です。

さて、披露宴の楽しい歓談中での結婚式余興。
いったい『どのくらいの時間』でおこなうことが良いのでしょうか。

「余興時間はどのくらいが良いか目安が知りたい」
「ムービー余興を上映する予定だけど、最適な時間の長さは?」
「ダンスや歌、演奏をする場合は?」

など、気になる方も多いのでは。

ということで今回は、『結婚式余興の時間』について解説。

ブライダルプランナーさんへの聞き込みからマナー本まで徹底調査を実施。
結婚式余興に最適な時間の目安など、まとめて紹介します。

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コンパクトに短時間でおこなうのが基本

結婚式での余興は、他の宴会等での余興と異なり、『コンパクト』&『短時間』が基本。

結婚披露宴では、スピーチや新郎新婦のあいさつなど、余興以外にも様々なイベントがおこなわれます。

披露宴全体の時間は決まっているため、余興に時間が掛かると『その後の流れ』に支障が出てしまうことも…。

新郎新婦や会場側に迷惑が掛かるような、長時間の余興は避けましょう。

余興時間はどのくらいが最適なのか

では結婚式での余興時間は、どのくらいが最適なのでしょうか。

だいたい『5分くらい』が良いと思いますが、マナー関連の書籍等、またプランナーさんや結婚式場によって異なるかもしれません。

ということで、私が持っているマナー関連の書籍での調査と、知り合いのブライダルプランナーさん数名への聞き込み調査をおこないました。

マナー関連の書籍にて

私が持っている結婚式余興に関する内容が書かれているマナー関連書籍を調査したところ、『余興でのパフォーマンスにかける時間は3分』との記載がありました。

記載があった書籍は、岩下宣子先生の監修の書籍と戸田恭子先生監修の書籍。
その他のマナー本には、具体的な時間について記載はありませんでした。

ちなみに記載のあった書籍は以下のとおり。

  • 冠婚葬祭しきたりとマナー事典(岩下宣子監修:主婦の友社)
  • 冠婚葬祭マナー便利帖(岩下宣子監修:高橋書店)
  • 冠婚葬祭とマナー大事典(戸田恭子監修:成美堂出版)

3分という余興時間は、意外というか、かなり短い時間ですね。

都内にある結婚式場のプランナーさんの回答

六本木にある結婚式場のプランナーさんに聞いてみました。

回答

余興は基本2組、多くて3組ぐらいの方におこなっていただいております。

新郎側1組、新婦側2組といったように3組に余興をおこなっていただく場合は、1組あたり5分程度でお願いしています。
2組だった場合でもだいたい同じぐらいですね。

会場がそれほど広くありませんので、大掛かりな余興ができません。

余興の内容は、お友達皆さんでお祝いの言葉を贈ったり、歌の披露がメインですね。
歌の披露ですと、だいたい曲の時間が4~5分ですので、歌う前に祝辞があると5分は超えてしまいますが。

都内の小規模会場だと、『5分程度』が余興時間の目安のようですね。

横浜にある結婚式場のプランナーさんの回答

横浜にある結婚式場のプランナーさんに聞いてみました。

回答

比較的大きな会場でステージもありますので、ダンスやお祭り的な余興など大掛かりな内容をされる方もいらっしゃいます。

こちらからは時間は10分ぐらいでとお願いしていますが、だいたい皆さん10分より短い時間で上手くやってますね。

たまに新郎新婦も参加するクイズ等で15分ぐらい余興に時間が掛かる方もいらっしゃいますが、そこは司会者とその後の進行を上手く調整しています。

万が一長くなっても、会場側ががんばってくれるようです。
でも、やっぱり時間が掛かりすぎる余興は迷惑ですよね…。

大きい会場の場合は、余興時間も多少長くても大丈夫なようです。

軽井沢にある結婚式場のプランナーさんの回答

軽井沢にある結婚式場のプランナーさんに聞いてみました。

回答

特に何分でと時間の指定はしていませんが、余興をされる皆さんは5分前後で上手にまとめられています。

会場の雰囲気にあわせていただいているのか、アコースティックギター等での生演奏や、歌を披露される方が多いですね。
ですので皆さん、だいたい演奏される曲の長さと祝辞をあわせた時間で余興をされています。

5分をちょっと超えるくらいですね。

会場の雰囲気によっても時間は変わるみたいです。

たしかに高原の素敵な式場だったら、ピアノやギターなどの生演奏は雰囲気でますよね。そうなれば余興時間も『曲の演奏時間』が目安となるわけで。

結婚式での余興時間に関するまとめ

いろいろ調査してみましたが、けっこう回答に幅がでました。ということで簡単ではありますがまとめてみます。

調査結果:平均時間は5分から7分程度

  • 余興の時間は小規模な会場だと、だいたい5分が目安
  • ステージがあるような広い会場では、大規模な余興の可能性があるため10分でも大丈夫な場合がある
  • 新郎新婦参加型のクイズなどでは、10分でも大丈夫な場合がある
  • マナー本では「余興時間は3分で」と紹介(おそらくマナーとして短めで紹介しているのかもしれません)
  • 調査結果をまとめると、平均時間は5分から7分程度

マナー本の時間では難しい

ちなみに、余興で木村カエラさんの「Butterfly」をカラオケで歌った場合、歌だけで「4分16秒」掛かります。

歌の前にお祝いの言葉を付け足すと・・・やはり5分ぐらいに。
さすがに『マナー本の3分で』といった時間で余興をおこなうことは無理です。

理想の時間配分とは

調査結果を基にした、余興における理想の時間配分は以下のとおりです。

結婚式余興の理想的な時間配分

  • 余興前の挨拶に30秒から1分
  • ムービー動画やダンス、歌などの『余興そのもの』は5分程度

ということで、結婚式余興の時間は『5分から7分』を目安とするのがオススメ。

会場や余興の内容によっては、10分程度の時間でも大丈夫かもしれません。
事前に新郎新婦や会場スタッフに確認すると良いでしょう。

『結婚式余興』は結婚式・披露宴を盛り上げる大切なプログラムです。

以下の記事では、余興を頼まれたゲストの方に役立つ『余興のアイデア』『結婚式余興を成功に導くポイント』などをまとめて紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
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