結婚式・披露宴の終盤におこなわれる『花嫁の手紙』。
新婦から両親へ伝えられる言葉が感動的な心温まるシーンです。
そんな『花嫁の手紙』ですが、
「お父さんとのエピソードがない」
「お母さんとの思い出が浮かばない」
「病気の話って書いても大丈夫?」
など、手紙の原稿作りでお悩みの方も多いようです。
ということで今回は、『花嫁の手紙』の原稿作りに役立つ『エピソード例』をピックアップ。
何を書いて良いか迷っている新婦の皆さんへ、『花嫁の手紙』にピッタリなお父さん、お母さんとのエピソード例を紹介します。
目次
どんなことを伝えるの?
『花嫁の手紙』で伝える中心の話題は、
- 両親に感謝したいこと
- 今だから謝りたいこと
- 両親からのアドバイスで心に残っていること
といった内容が一般的です。
まずは書き出してみよう
まずはメモ帳など何でもよいので、紙に一度、思いつくままに『エピソード』を書いてみましょう。
『エピソードがない』と困っている皆さんは、すぐに手紙を書き始める傾向があります。
いきなり手紙の清書を始めてしまうと、『上手に書こうとする気持ち』が強いせいか、思い出が意外と浮かばないもの。
なので、いきなり手紙を書き始めるのはオススメしません。
まずは箇条書きでも何でもよいので、とにかく記憶をたどって思いつくままにエピソードを挙げていくと良いでしょう。
本当にない?エピソード例
『花嫁の手紙』で書くような、お父さんお母さんとのエピソードが浮かばない…。
本当に何もありませんか。
『花嫁の手紙』だからといって壮大なエピソードを探しているのでは。
何気ないエピソードでも大丈夫なので、ゆっくりと時間をかけて思いだしましょう。
お父さんとのエピソード例
『お父さんとのエピソードがない』という新婦は多いようです。
あなたとお父さんとの間に、こんなエピソードはありませんか。
子供のころから最近の出来事まで記憶をたどってみましょう。
こんなエピソードは?
- 休日にお父さんと遊んだ思い出
- 結婚について話したときのお父さんの表情
- お父さんに褒められて嬉しかったこと
- お父さんがお母さんに代わって作ってくれたご飯の味
- お父さんとケンカしたときのこと
- お父さんに怒られたこと
- お父さんからもらった大切なアドバイスなど
- 今だからお父さんに謝りたいこと
- 進路についてお父さんに相談したときのこと
- 子供ながらにカッコいいと思ったお父さんの姿
ポイント
無理に昔懐かしいエピソードを伝える必要はありません。
結婚を報告したときのことなど、最近の思い出話でも大丈夫。
『結婚を相談、報告したときのお父さんの表情』などは、これまで私が出席した結婚式でも多かったエピソード例です。
お母さんとのエピソード例
お母さんとのエピソードは、お父さんに比べると多いようです。
それでも思い出が浮かばない新婦の皆さん。
あなたとお母さんとの間に、こんなエピソードはありませんか。
こんなエピソードは?
- お母さんとの何気ない会話のこと
- お母さんと一緒に料理をしたときのこと
- お母さんから習った料理のこと
- 結婚についてお母さんに相談したときのこと
- 病気やけがをしたときのこと
- お母さんに褒めてもらって嬉しかったこと
- お母さんとケンカをして謝りたいこと
- お母さんに怒られて気づいたこと
- 学校行事に来てくれたときのこと
- 子供ながらに驚いたお母さんの意外な一面など(良いことで)
ポイント
これまで私が出席した結婚式では、意見がぶつかってケンカしたことへの謝罪や、料理についての話など、同姓ならではエピソードが多かったです。
両親とのエピソード例
お父さんとお母さんのエピソードを各々思い出す必要はありません。
両親との思い出として1つのエピソードを伝えるのも良いでしょう。
こんなエピソードは?
- 夏休みやGWなどで行った家族旅行の思い出
- 二人に結婚の相談をしたときのこと
- 運動会や入学式、卒業式など学校行事での思い出
- クリスマスや誕生日、お正月の出来事など
- 両親に迷惑をかけて謝りたいこと(言える範囲のことで)
ポイント
どうしても「お父さんとのエピソードがない」という新婦の皆さん。
両親や家族みんなとのエピソードであれば、何か見つかると思うのでオススメですよ。
こんなエピソードは大丈夫?
お父さんお母さんとのエピソードの中には、『これを伝えたら暗い雰囲気になるかな』と心配になるものあるのでは。
病気に関する話はしても良い?
あなた自身が病気だった時のことを話す場合では、以下の点に注意しましょう。
病名や病状の細かい説明は不要
『花嫁の手紙』で病気に関するエピソードを話す場合は、病名や病状の説明を細かくする必要はありません。
さらりと説明する程度で充分です。
『こんな病気だった』『このような病状だった』といった病気の話は最小限に。
詳しく話すのは『看病してくれたこと』など、両親に対する感謝の気持ちなどを中心に伝えましょう。
他界した父・母との話題
亡くなったお父さん、お母さんの話をする場合も、亡くなった原因を詳しく話す必要はありません。
悲しい内容とならないよう話題は最小限に。
感謝&決意を伝える
花嫁姿を見てもらえなかったという寂しい気持ちや、結婚することへの感謝、これから亡くなったお父さん、お母さんの分まで頑張るという決意を伝えると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は『花嫁の手紙』でのエピソード例について解説しました。
いざ手紙を書くとなるとエピソードが思い浮かばないもの。
まずは一度リラックスして、何でもよいので書き出してみましょう。
お父さんお母さんとの思い出や、二人に伝えたいことは必ずあるはずです。
結婚式・披露宴という機会だからこそ伝えられる、両親への気持ちを手紙に綴ると良いでしょう。
あわせて読みたい