結婚祝いのプレゼントって、いったい何を贈ったら喜ばれるのだろう…。そんなお悩みをお持ちの方も多いのでは?
プレゼントの選び方以外にも、熨斗紙についてや渡す時期など様々なマナーがあります。
そんな結婚祝いのプレゼントについて、様々な情報を紹介します。
目次
プレゼントの選び方
結婚祝いのプレゼントを選ぶ際、注意が必要なマナーがあります。
「切れる」「割れる」はタブー
基本的には、刃物などは「切れる」、鏡などは「割れる」という意味で、お祝い品としてはタブーとされています。
「包丁は新婚生活で役に立つよねぇ」なんてのも本当はマナー違反。しかし、新郎新婦からのリクエストであれば問題ありません。欲しいと言われてもいないのに、「切れる」「割れる」を意味しそうなものを贈るのはタブーです。
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相手の希望を確認する
新郎新婦との関係が親しい場合には、相手の希望をきいた方が喜ばれます。
お祝い事なので、新郎新婦も様々な知り合いの方から贈り物があるはず。
あなたが選んだものが他の人と同じだったり、本人たちが既に持っていると、残念な気持ちになりますよね。
どんなものが欲しいか聞ける間柄なら、希望するものを贈ると良いでしょう。
好みが分かれるものは避ける
これは私の経験からの意見でもありますが、インテリアやファブリックといった品物にも注意が必要です。
私と妻は、花柄やピンクなどの可愛い系のインテリアが苦手で、新婚生活は「無印良品」などのシンプルなインテリアで統一するのが理想でした。
しかし、花柄の玄関マット&浴室マットのセットをいただきました。もちろん、ありがたいのですが…。「なぜ勝手に花柄を押し付けるの?好みも聞かず」と正直思いました。
好き嫌いがはっきり分かれそうなものは避けるか、新郎新婦に確認して贈ると良いでしょう。
候補を伝えて選んでもらう
お祝い品の予算の範囲で何点かピックアップして、新郎新婦にどれが欲しいか選んでもらうのも良いかもしれません。せっかくのお祝いなのですから、新郎新婦本人たちが心から喜んでくれるものを贈りたいですよね。
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結婚祝いの品物の相場
結婚のお祝いの品は、いくらぐらいが相場なのでしょうか。
結婚祝いの相場には、これといった決まりはありません。
ただし一般的には1万円ぐらいとされています。
1万円を基準に、新郎新婦とすごく仲が良い、親しい間柄という事であれば、さらに1万円から2万円をプラスする。反対に、それほどの関係でない場合は、5千円程度にすると考えれば良いでしょう。
複数の仲間で贈る場合は?
新郎新婦と同じ部署や、サークル・趣味の仲間など、複数のメンバーで贈る場合は、1人あたりの金額や人数などをふまえ考えると良いでしょう。
人数が10人であれば、1人1,000円を集めて1万円の贈り物でも良いですし、1人5,000円と多めにして5万円の豪華な品物でも良いでしょう。
私も以前、趣味の仲間10人ぐらいでお金を出し合い、新郎新婦希望の自転車を購入したことがあります。
一緒に贈る仲間と相談し、素敵なプレゼントを贈ると良いでしょう。
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熨斗紙の書き方のマナー
贈る品物には「のし紙」をかけます。のし紙とは、のしや水引が印刷してある白いかけ紙の事です。
正式には、紅白の奉書紙を2枚重ねにしてかけ、右上にのしを付けて赤白もしくは金銀の水引で結びきりにします。
しかし最近は、印刷ののし紙を用いる略式のものが一般的です。
のし紙:赤白結びきり
のし紙:金銀結びきり
結婚祝いの表書き
結婚祝いで品物を贈る場合の表書きには、以下のものがあります。
- 寿
- 御祝
- 御結婚御祝
のし紙への表書きの書き方は、以下のとおりです。
表書き:寿
表書き:御祝
表書き:御結婚御祝
名前の書き方
のし紙への贈り主の名前の書き方は、以下のとおりです。
名前:個人
表書きよりもやや小さめに、名前を楷書で丁寧に書きます。
名前:連名(3名まで)
名前は目上の方から順番に右から書きます。順序に迷う場合は五十音順にすると良いでしょう。
名前:連名(代表者のみ)
4名以上の場合は、代表者の名前と外一同と書きます。他の人の名前を書いた紙を用意し、中包みや箱の中に入れます。
会社の同じ部署の仲間で贈るといった場合では、外一同の部分を「○○株式会社営業部一同」などとすると良いでしょう。
いつ渡す?渡し方のマナー
結婚祝いのプレゼントは、遅くとも挙式の1週間前までに届くようにします。
挙式前に品物が届けられない場合は、挙式当日に目録を渡し、あとから品物を届けるという方法もあります。