結婚式に招待された皆さん。
結婚式のご祝儀マナーは大丈夫ですか。

招待状の返信が無事に済んだと思ったら次はご祝儀…。

「ご祝儀っていくら包めば良い?」
「どんなご祝儀袋に入れるの?」
「ご祝儀袋の正しい書き方は?」
「袱紗(ふくさ)って何?」
「ご祝儀はどうやって渡すの?」

など、いろいろと気になる点が多いのではないでしょうか。

ということで今回は、『結婚式のご祝儀マナー』をまとめて解説。

結婚式のご祝儀について覚えておきたいマナーは『6つ』です。

今回はこの6つの重要マナーを、初めての方にもわかりやすく紹介します。

もちろん知っていること、自信があるマナーについては飛ばしていただいて大丈夫ですよ。

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いくら包む?関係別のご祝儀相場

初めて結婚式に招待された方の1番の悩みどころ、まずは『ご祝儀の相場』について解説します。

新郎新婦との関係別のご祝儀相場

まずは『新郎新婦』との関係別のご祝儀相場を紹介します。

友人・会社の同僚2万円~3万円
上司から部下へ3万円~10万円
部下から上司へ2万円~3万円
兄弟・姉妹へ5万円~10万円
いとこへ3万円~5万円
甥・姪へ5万円~10万円

金額はあくまで目安です。あなたの年齢や立場、住んでいる地域などでも異なります。

欠席する場合は?

招待状の返信時に『欠席』としていた場合、結婚祝いはご祝儀相場の『3分の1から半額程度』の金額で構いません。

出席する予定だったが急きょ欠席となった場合は、迷惑料と考え『結婚式当日に持参する予定だった金額』を結婚祝いとして贈りましょう。

友人へのご祝儀は3万円が基本

友人へのご祝儀は『3万円』が基本相場。
ただし社会人になりたての20代の方などは『2万円』でも大丈夫です。

もし『2万円』にするか『3万円』にするか迷った場合は、同じような立場の友人や同僚と相談するのがオススメ。

相談相手がいないのであれば、あとで後悔しない安心料と割り切り『3万円』を選ぶと良いでしょう。

夫婦で招待された場合は?

結婚式に夫婦で招待された場合は、『1人分の金額を基準とした奇数の金額』を贈ります。

友人や会社の同僚の結婚式に1人で出席する場合、ご祝儀の金額は2~3万円が一般的。
夫婦での出席の場合は、1人分の2倍に近い奇数額を包むのが良いとされています。

友人の結婚式に夫婦で出席する際には『5万円』を包むことが多く、兄弟など親族の結婚式に出席する際には『10万円』がご祝儀の目安となります。

ご祝儀に適さない金額

4万円は『死』、9万円は『苦』を意味する凶数。
お祝い事では絶対に避けましょう。

また結婚式では『割り切れる』偶数より奇数が好まれます。
しかし最近は、偶数でも2万円は『ペア・夫婦』、8万円は『末広がり』を意味するとして、ご祝儀に使われる事が増えています。

最適なご祝儀袋の選び方

結婚祝いとして贈る金額が決まったら、その金額に見合ったご祝儀袋を準備しましょう。

ご祝儀袋の水引は『結びきり』を選ぶ

結びきりの水引は、ほどけない事から『二度と繰り返したくない』という意味があり、何度も繰り返したくない結婚祝いに使われます。

水引が『蝶結び』のご祝儀袋は、結婚式において絶対に選んではいけません。

水引の色について

結婚式では慶事用である「金銀」「赤白」「金赤」といった色の水引を選びましょう。

この中でも「金銀」は慶事用でもっとも格上です。

贈る金額とご祝儀袋の「格」を合わせる

ご祝儀袋には、シンプルなものから豪華な飾りが付いているものまで様々な種類があります。

ご祝儀袋を選ぶ際は、包む金額にふさわしい袋を選ぶことが大切です。

サイズが大きくなるほど高額用

贈る金額とご祝儀袋のサイズの目安については、以下の表を参考にしてください。

2万円・3万円程度横:10cmから11cm
縦:18cmから19cm
3万円・5万円程度横:10cmから13cm
縦:18cmから20cm
7万円以上横:14cm以上
縦:20cm以上

最近は『1万円から3万円用』など、最適な金額が記載されていることがほとんどですので、それを参考にすると良いでしょう。

結婚式に最適なご祝儀袋

最近は形式ばった結婚式も少なくなり、比較的カジュアルなデザインのご祝儀袋が使われることも増えています。

3万円のご祝儀に最適

控えめでシンプルなデザインのご祝儀袋。3万円のご祝儀に最適です。

友人の結婚式はもちろん、目上の方へのご祝儀にも適したデザインです。

出典楽天市場:結納屋さん様

5万円以上のご祝儀に最適

先ほど紹介したご祝儀袋より、サイズがひと回り大きい高額用のご祝儀袋です。

出典楽天市場:結納屋さん様

オシャレでかわいいデザインのご祝儀袋

ユニークなデザインのご祝儀袋は、友人主催の結婚式(招待状の差出人が友人の名前)やレストラン、ゲストハウスといったカジュアルウェディングに最適です。

女性にオススメのかわいいご祝儀袋

出典楽天市場:結納屋さん様

男性にオススメのスタイリッシュなご祝儀袋

出典楽天市場:リボンネットショップ様

ご祝儀袋の選び方については、以下の記事が参考になります。

ご祝儀袋・中袋への名前&金額などの書き方

ご祝儀袋の表書きには贈り主の名前と、贈る趣旨を伝える『上書き』を記入します。

名前などを書く際には、毛筆や筆ペンを使いましょう。
毛筆や筆ペンが苦手な方には、ボールペン感覚で書ける『筆風サインペン』がオススメ。
ボールペンでの記入はNGです。

結婚祝いの上書きで一般的なのは『壽』『寿』です。ちなみに『寿』は略式。
最近のご祝儀袋の多くは、あらかじめ印刷されています。

ご祝儀袋への自分の名前の書き方

名前はフルネームで書きましょう。

ご祝儀袋に書く名前は上手でなくても大丈夫。
ただし、心をこめて丁寧に書くようにしましょう。

見本画像:ご祝儀袋への自分の名前の書き方

見本画像:ご祝儀袋への自分の名前の書き方

夫婦で贈る場合のご祝儀袋の書き方

夫婦でご祝儀を贈る場合の書き方には、以下の方法があります。

  1. 夫もしくは妻を代表とし代表者1名分の名前を書く
  2. 夫の名前をフルネーム、その左側に妻の名のみを書く

見本画像:夫婦連名でのご祝儀袋の書き方

見本画像:夫婦連名でのご祝儀袋の書き方

家族で贈る場合のご祝儀袋の書き方

家族(夫婦と子供)でご祝儀を贈る場合の書き方には以下の方法があります。

  1. 夫もしくは妻を代表とし代表者1名分の名前を書く
  2. 夫の名前を中央にフルネーム、その左側に妻、子供の順で名のみを書く
  3. 夫の名前を中央にフルネーム、その左側に「外一同」と書く
  4. 夫婦連名のみで子供の名は書かない

見本画像:家族でのご祝儀袋の書き方

見本画像:家族でのご祝儀袋の書き方

中袋への金額や住所の書き方

中袋の表側に金額、裏側に住所と名前を書くのが基本です。
既に記入欄が印刷されている中袋の場合は、表裏関係なく指定欄に記入して構いません。

住所を書く際は、郵便番号やマンション・アパート名も書いておくと親切です。

見本画像:中袋の書き方

見本画像:中袋の書き方

ご祝儀の金額(数字・円)の書き方

中袋に金額を書く場合は『大字(だいじ)』で書くのが正式マナーとされています。
ただし『絶対に』というほどでもなく、もちろん略式で書いても構いません。

例えば、結婚式のご祝儀でよく包まれる『三万円』はこのように書きます。

30,000円(三万円)

金額数字の旧字体一覧

ご祝儀の金額でよく使われる数字の略式、正式(旧字体)での書き方を表にまとめました。
参考にしてください。

金額とその旧字体(大字)の書き方
金額略式正式(旧字体)
20,000円金二万円金弐萬円・金弐萬圓
30,000円金三万円金参萬円・金参萬圓
50,000円金五万円金伍萬円・金伍萬圓
70,000円金七万円金漆萬円・金漆萬圓
100,000円金十万円金拾萬円・金拾萬圓
也(なり)は必要?

「金○○円也」のように「金○○円」の後、也を付けるか付けないか迷われる方も多いかと思います。昔からの正式なマナーは「也」を付けるようですが、最近では付けなくても間違いではありません。

著名なマナー講師の方々が監修している書籍では「也」は付いていません。

ご祝儀袋へのお金の入れ方&包み方

結婚祝いとして新郎新婦に贈るお金は、ご祝儀袋に同封されている中袋に入れ、ご祝儀袋(上包み)で包みます。

ご祝儀袋へのお金の入れ方&包み方では、以下の3つのポイントを必ず守りましょう。

結婚式では新札を入れる

結婚式のご祝儀には、シワや折り目のない『新札』を入れるのがマナーです。

新札を贈るのには、以下のような意味があります。

  • 『新しい門出を新しいお札を贈ってお祝いする』という意味
  • 『結婚式を心待ちに事前に準備してました』という意味

新札を贈るのは新郎新婦への大切な心づかい。
結婚式の連絡が来たら早めに準備しましょう。

お札の向きを揃える

ご祝儀袋の中袋へお金を入れる際は、お札の向きを必ず揃えて入れましょう。

お札の表側(肖像画がある方)が中袋の表側に向くように、また肖像画が上に来るようにしてお札を入れます。

見本画像:お札の入れ方&向き

見本画像:中袋へのお札の入れ方

上包みは『上』、『下』の順で折る

お金が入った中袋や中包みを『ご祝儀袋(上包み)』で包みます。

結婚式といった『慶事』では、必ず『上』、『下』の順で折りましょう。
これが逆になると『弔事』での包み方に…。
絶対に間違えてはいけない重要なマナーです。

見本画像:ご祝儀袋を横から見た図

横からみた祝儀袋

また、中袋の向きとご祝儀袋(上包み)の向きを揃えることも大切です。
ご祝儀袋の包み方については、以下の動画が参考になります。

参考動画:ご祝儀袋の包み方

出典www.youtube.com

袱紗(ふくさ)の基本マナー

袱紗(ふくさ)とは、小さな風呂敷のような布のこと。
最近では札入れのような簡易型の『金封ふくさ』といったものもあります。

『ご祝儀を汚さない』という意味でも、袱紗に包んで持参することが大切。

袱紗については以下の2つのポイントを覚えておきましょう。

袱紗のマナー『2つ』のポイント

結婚式では暖色系の色を

結婚式では『赤色』や『紫色』など、暖色系(赤系統)の袱紗を選びましょう。

なかでも『紫色』の袱紗は、慶事・弔事両方で使えて便利。
男性にもオススメの袱紗です。

画像:紫色の袱紗

出典楽天市場:京都の数珠販売専門店はな花様

慶事と弔事では入れ方が違う

結婚式では、袱紗を左手で持った際に『右開き』となるようにご祝儀袋を入れます。

入れ方が慶事・弔事で違いますので注意しましょう。

参考動画:簡易型の袱紗への入れ方

出典www.youtube.com

正しいご祝儀の渡し方

本来は挙式前に新郎新婦の自宅まで『直接』届けるのが正式なマナー。

しかし最近は結婚準備で忙しい新郎新婦の事を考え、挙式や披露宴に招待されている場合は当日にご祝儀を持参し受付にて渡すのが一般的です。

受付でのご祝儀の渡し方

当日持参したご祝儀は受付で受付係に渡します。
その際「本日はおめでとうございます」など、お祝いの言葉を述べ渡すと良いでしょう。

結婚式などの慶事では、袱紗は右側に開いてご祝儀袋を取り出し両手で受付係に渡します。

渡す際はご祝儀袋の文字を受付係が読めるよう向きを整えて渡しましょう。

参考動画:袱紗からの渡し方

出典www.youtube.com

久しぶり&初めて結婚式に招待された皆さん。
失礼&笑われないよう『結婚式での基本マナー』を覚えておきましょう。

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