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友人や同僚、親族から結婚の知らせがあった皆さん。
「ご祝儀を贈って結婚をお祝いしたい」と、準備をしている方も多いことでしょう。

ご祝儀を渡すタイミングは、

  • 結婚式の前
  • 結婚式当日
  • 結婚式の後

の3つが基本。
それぞれに『渡し方のポイント』があります。

「ご祝儀を渡す時にはどんな言葉を伝える?」
「いつご祝儀を渡すのが良いの?」
「親族への結婚祝いの渡し方は?」

など、いろいろと気になりますよね。

ということで今回は、『結婚式ご祝儀の渡し方』について解説。

初めての方にもわかりやすく、正しいご祝儀の渡し方を紹介します。

結婚式の前に渡す

  • 結婚式に招待されたが欠席する
  • 結婚式に出席するが事前に渡したい
  • 結婚式に招待されていないがご祝儀を贈りたい

といった場合は、結婚式の前にご祝儀を渡します。

結婚式の1週間前までに

結婚式の前にご祝儀を渡す場合は、結婚式の1ヵ月前から1週間前までに届けるようにします。

早過ぎるのはNG

結婚式に招待されるか否かでご祝儀の内容は決まるもの。
早過ぎるご祝儀は「招待を催促している」と思われてしまうこともあるので注意しましょう。

直接渡すのが正式

ご祝儀を事前に渡す場合は、相手に直接届けることが正式です。
新郎新婦の都合のよい日時を確認し、直接ご祝儀を渡すと良いでしょう。

事前に直接渡す場合も、ご祝儀は『ご祝儀袋』に入れること。
またご祝儀袋を汚したりすることのないよう、『袱紗』に入れて持参することが大切です。

渡す時の言葉例

「ご結婚おめでとうございます。心ばかりのお祝いでございます。」
「ささやかですが、お祝いの気持ちです。」

など、相手との関係を踏まえ『あなたの言葉』で伝えると良いでしょう。

遠方の場合は郵送でも良い

  • 新郎新婦の自宅と離れた場所に住んでいる
  • 都合がつかず直接渡すことが難しい

といった場合は、ご祝儀を郵送で送っても大丈夫です。
ご祝儀を郵送する場合は、『現金書留』という現金送付専用の方法を利用します。

ご祝儀の郵送方法については、『【ご祝儀の郵送方法】現金書留での送り方&手紙・メッセージ文例など』という記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。

結婚式当日に渡す(受付での渡し方)

  • 結婚式に招待され出席する

という場合は、結婚式当日に会場の受付でご祝儀を渡します。

ちなみに

ご祝儀は本来、挙式前に新郎新婦のもとへ直接持参するのが正式。
しかし現在は贈る側の利便性などから、結婚式に招待された場合は当日に受付で渡すのが一般的です。

動画で解説!受付での渡し方

結婚式当日はご祝儀を『袱紗』に包んで持参し、会場の受付にて渡します。

受付の流れ

受付の流れは以下のとおりです。

  1. 自己紹介
  2. お祝いの言葉、招待されたことへのお礼を伝える
  3. 芳名帳の記入
  4. ご祝儀を渡す
  5. 受付係から渡されるもの(席次表など)を受けとる

ポイント

『3.芳名帳への記入』『4.ご祝儀を渡す』は、どちらが先でも大丈夫です。

袱紗からのご祝儀の渡し方

袱紗からのご祝儀の渡し方について、詳しく解説している動画を紹介します。

出典www.youtube.com

簡易型の袱紗の場合

簡易型の袱紗からの渡し方について、詳しく解説している動画を紹介します。

出典www.youtube.com

ご祝儀を渡す時の言葉・挨拶例

受付でご祝儀を渡す時の言葉・挨拶例を紹介します。

渡す時の言葉例

本日はおめでとうございます。お祝いの気持ちでございます

渡す時の言葉例

心ばかりのお祝いでございます

渡す時の言葉例

ささやかですが、お祝いでございます

事前に渡している場合は

お祝いを事前に渡している場合は、
「お祝いは事前にお渡ししております」
などと伝えると良いでしょう。

なお、ご祝儀を持参する際の『袱紗』については、『結婚式のご祝儀は袱紗(ふくさ)に!色選びや包み方・渡し方』という記事で詳しく解説しています。

また結婚式での受付マナーについても『結婚式の受付マナー!受付係&ゲスト必見!当日の流れや挨拶など』という記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。

結婚式の後に渡す

  • 結婚式を急に欠席した
  • 何かしらの理由で結婚式前に渡すことができなかった

といった場合は、結婚式の後にご祝儀を渡すことになります。

直接・郵送どちらでも大丈夫

ご祝儀の渡し方は『直接』『郵送』どちらでも大丈夫。
「遠方で直接渡すことが難しい」といった場合を除き、新郎新婦に直接ご祝儀を渡すことをオススメします。

『直接』『郵送』どちらの場合でも、必ずご祝儀袋に入れて渡しましょう。

急に欠席した場合は早めに

結婚式を急に欠席した場合には『新郎新婦へのお詫び』も必要です。
タイミングをみて『できるだけ早め』におこないましょう。

  • 結婚式の直前になり欠席した
  • 結婚式当日に欠席した

といった場合は、迷惑料も考え『結婚式当日に持参する予定だった金額』をご祝儀とするのがマナーです。

ポイント

『3万円』を贈る予定だった場合は、そのまま『3万円』を渡します。
お詫びの気持ちとして、『5,000円から1万円程度』の品物を一緒に贈ると丁寧な印象になります。

 

結婚式当日に欠席した場合の『お詫びの方法』などについては、『結婚式当日の欠席!ご祝儀はどうする?連絡&お詫びの方法を解説』という記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。

親族への渡し方

兄弟など身内に渡す場合

兄弟・姉妹といった身内にご祝儀を渡す場合は、結婚式の前に直接渡すのが一般的。
兄弟・姉妹も『ゲストを招待する側』ですので、基本的に結婚式当日に受付で渡すということはしません。

姉・妹で既に結婚している

姉もしくは妹で『既に結婚していて夫婦で出席する』といった場合は、ゲスト同様に受付でご祝儀を渡すこともあります。

いとこや甥・姪などの親戚に渡す場合

そもそもご祝儀を渡すかなど、『親戚間での決まり』を確認することが大切です。

ご祝儀を渡すタイミングは、普段の付き合いなどでも異なります。

  • 年に何回も遊ぶなど仲が良い
  • 家が近所で親戚付き合いが多い

などでは『結婚式前に直接渡す』ことが一般的。
それ以外の場合は、結婚式当日に受付で渡すこともあります。

まとめ

ということで今回は、『結婚式ご祝儀の渡し方』について解説しました。

ご祝儀を渡すタイミングは、

  • 結婚式の前
  • 結婚式当日
  • 結婚式の後

の3つが基本。

結婚祝いについては本来、事前に渡すことが正式。
しかし最近は、結婚式当日に受付で渡すことが一般的です。

ご祝儀を渡す時は『お祝いの言葉』を添えることが大切。
郵送など直接伝えることが難しい場合は、手紙を同封すると良いでしょう。

久しぶり&初めて結婚式に招待された皆さん。
失礼&笑われないよう『結婚式での基本マナー』を覚えておきましょう。