親しい友人や会社の部下など、身近な人の結婚式に招待された皆さん。
「結婚式でのスピーチを頼まれたらどうしよう…」
なんて、お悩みの方も多いのでは。
人前で話すことが苦手な人にとっては、できれば断りたい結婚式でのスピーチや乾杯挨拶。
「スピーチを断るのはアリ?」
「友人代表スピーチを上手に断る方法が知りたい」
「上司だけどスピーチや乾杯挨拶は苦手…」
など気になりますよね。
ということで今回は、『結婚式スピーチの断り方』について解説。
『祝辞の依頼を断っても良いの?』『上手なスピーチの断り方』など、まとめて紹介します。
結婚式スピーチを断るのはアリ?
『人前で話すことが苦手な人』『緊張しやすい人』にとって、結婚式でのスピーチはできるだけ避けたいもの。
基本的に、頼まれた結婚式スピーチを断っても問題はありません。
ただしスピーチを断る際には、以下のポイントを守ることが大切です。
断る際に大切なポイント
せっかく頼まれた結婚式でのスピーチ。
どうしても断りたい様々な理由があるかと思います。
結婚式でのスピーチや乾杯挨拶を断る際には、以下のポイントに注意しましょう。
「面倒だから」と伝えるのはNG
正直、「結婚式でのスピーチは面倒」という理由で断りたい方も多いのでは。
仕事で忙しい方、新郎新婦とそれほど親しくない方にとって、結婚式スピーチは面倒なことかもしれません。
ただし新郎新婦側に対し、『面倒だから』という理由を正直に伝えるのはNG。
そこは『嘘も方便』、できるだけ依頼者を傷つけない断り方をすることが大切です。
断るのであれば早めに
結婚式でのスピーチや乾杯挨拶は、招待状が届く前に依頼されることが一般的です。
通常は電話でお願いされることが多いのですが、最近はメールやLINE等で連絡が来ることも。
電話でお願いされた場合は、その場で断るのが理想的。
ただし難しい場合は、その後できるだけ早く断りの連絡をしましょう。
断りの連絡が遅くなると、『代わりの人を探す時間がなくなる』など、新郎新婦側に迷惑を掛けることに。
結婚式でのスピーチを断るのであれば、できるだけ早いタイミングで伝えることが大切です。
一度引き受けたら必ずおこなう
「大丈夫!任せて」と引き受けておきながら、結婚式間近になって「やっぱり無理」というのは大変失礼なこと。
新郎新婦もきっと困ってしまうことでしょう。
あとで急に断るくらいであれば、最初から断る方が、その後の調整などを考えても新郎新婦側は助かります。
もし結婚式でのスピーチを一度引き受けた場合は、余ほどのことがない限り必ずおこないましょう。
結婚式スピーチの上手な断り方
結婚式でのスピーチや乾杯挨拶は断っても構いません。
ただし、せっかく依頼してくれた新郎新婦に対し、失礼のない断り方をすることが大切です。
友人代表スピーチを断る方法
仲良しの友人だからこそ頼まれる結婚式での友人代表スピーチ。
できるだけ期待に応えたいスピーチ依頼ですが、どうしても難しい場合は以下のような断り方がオススメです。
正直に理由を伝える
仲の良い友人であれば、正直に理由を伝え結婚式スピーチを断るのも一つの方法です。
- 本当に人前で話すことが苦手
- 妊娠中、育児中で急に欠席になってしまうかも
- 翌週にも別の結婚式があって既に余興を頼まれている
など、『できない事情』を素直に伝えましょう。
親しい友人である新郎新婦なら、あなたの気持ちを理解してくれるはずです。
もちろん、先ほども紹介したように「スピーチなんて面倒だから」と断るのはNG。
言っても失礼にならない範囲の理由を伝えて断りましょう。
『欠席の可能性』を匂わせる
先ほども紹介しましたが、結婚式スピーチの依頼は『招待状が届く前』に連絡がくることが一般的です。
どうしても断りたい場合は、「もしかしたら行けない可能性もあるから」と、欠席の可能性を匂わせるのも一つの方法です。
親友からの依頼にはあまり適さない方法ですが、
- あまり親しくない友人から何故かスピーチを頼まれた
- 結婚式でスピーチをするぐらいなら欠席したい
といった場合にはオススメの断り方です。
受付係など他にできる役割を提案する
他にできる役割を提案して断る方法もオススメです。
「大勢の前で話すスピーチは苦手だけど、受付係ならできるかも」など、代替案を提示してスピーチを断れば、ただ断るだけより新郎新婦側への印象も良くなります。
仲良しだからこそ「代わりに何か新郎新婦のお手伝いがしたい」という気持ちを伝えて断ると良いでしょう。
複数人でのスピーチを提案する
「一人でのスピーチは断りたいけど二人だったら」ということであれば、それを新郎新婦側に提案してみるという方法も。
最近の友人代表スピーチでは、『二人でのスピーチ』など複数人でおこなう結婚式スピーチも増えています。
もちろん、結婚式のスタイルや演出は新郎新婦側が決めること。
あなたの提案が通るかはわかりませんが、「他の友人と一緒だったら緊張しないでスピーチできるかも」と、一回伝えてみるのもオススメです。
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上司スピーチ・乾杯挨拶は断るのが難しい
上司としての主賓スピーチや乾杯挨拶を断りたい方もいらっしゃるのでは。
主賓クラスの挨拶は友人代表スピーチとは違い、それなりに人生経験もあるだけに断るのが難しいものです。
カンペを見ながらでも大丈夫
主賓クラスのスピーチや乾杯挨拶は、『カンペ』を見ながらおこなっても大丈夫です。
「人前で話すのが苦手だから」「緊張して上手く話せないから」と、本当は断りたい方もいらっしゃることでしょう。
しかし、紙を見ながらであればきっと話せるはず。
基本的に依頼された主賓スピーチや乾杯挨拶は、上司として、人生の先輩として引き受けることをオススメします。
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まとめ
いかがでしたか。
今回は結婚式でのスピーチの断り方について解説しました。
断る際のポイントや断り方を紹介したのですが、新郎新婦から頼まれたスピーチはできるだけ引き受けることをオススメします。
特に友人代表スピーチについては、あなたにお願いしたい理由がきっとあるはず。
たくさんの友人の中から選ばれたのですから、できるだけ期待に応えたいものです。
たとえ上手く話せなかったとしても大丈夫。
新郎新婦にとっては、きっと素敵な思い出になるはずですよ。