SNSなどの普及もあり、最近は結婚式招待状の返信ハガキを装飾する『返信アート』が大人気。
『イラスト』を描いた返信が一般的ですが、
- マスキングテープ
- 刺繍
- ビーズアート
など、様々なパターンがあります。
返信ハガキを『イラスト』などで装飾する際に気になるのが、
「『失礼』だと思われるのでは?」
ということ。
結論から申し上げますと、基本的には大丈夫です。
とはいえ、
- これは守らないと『失礼』だと思われるかも
など、注意するポイントが5つあります。
ということで今回は、『イラスト返信の守るべきマナー』について解説。
ずばり注意点は以下の5つ。
- 返信ハガキの宛先が新郎新婦の両親の場合は避ける
- 親しい新郎新婦だけにする
- こだわりが強い新郎新婦には注意
- 自信がない場合は無理をしない
- 過度な装飾での重量オーバーは避ける
せっかく新郎新婦に喜んでもらおうと頑張ったのに、『失礼』だと思われたらショックですよね。
これから詳しく紹介しますので、ポイントだけはしっかりと守るようにしましょう。
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目次
失礼だと思われないために!イラスト返信のマナー
最近では一般的になってきた『返信ハガキの装飾』。
『イラスト』はもちろん、『マスキングテープ』『刺繍』など様々です。
そんな返信ハガキの『イラスト返信』ですが、場合によっては『失礼』と思われることも。
失礼だと思われないために守るべき、イラスト返信の基本マナーを紹介します。
返信ハガキの宛先が新郎新婦の両親の場合は避ける
もし返信ハガキの宛先(宛名)が、
- 新郎新婦ではなく『新郎新婦の両親』
となっている場合は、基本的にイラスト返信は避けましょう。
最近は宛名が新郎新婦ということが一般的です。
しかし、
- 目上の方・両親の関係者などのゲストが多い
- 格式・厳格さを求めている
といった結婚式・披露宴では、返信ハガキの宛名が『新郎新婦の両親』という場合があります。
ちなみに著者自身も返信ハガキの返信先は両親でした。
両親が『しきたり』『マナー』を重視する場合は失礼だと思われる
返信ハガキの宛名が新郎新婦のご両親の場合、一番最初に返信ハガキを確認するのはご両親の可能性が高くなります。
もしご両親が『しきたり』『マナー』を重んじる方だった場合、
「何て失礼なことをするお友達でしょう…」
などと、不愉快に思われてしまうかもしれません。
もちろん素敵に装飾された返信ハガキは、新郎新婦にとっても思い出深い記念のアイテムになるはず。
ただし世の中には厳しい方もいらっしゃいますので、その辺は上手に対応することが大切です。
返信ハガキの宛先がご両親でも、
- 家族ぐるみで仲良し
- あなたのことをよく知っている
といった場合は大丈夫。
ご両親にとっても記念になるかもしれませんよ。
親しい新郎新婦だけにする
返信ハガキにイラストなどの装飾をするのは、
- 親しい新郎新婦への返信だけ
にすることが大切です。
- 親友
- 職場の同僚
- いとこなどの親族
といった、新郎新婦と親しい間柄であれば基本的に大丈夫。
しかし新郎新婦との関係性によっては『失礼』になることも。
結婚式の招待状が届くたびに、
- 『イラスト』『シールアート』などが得意だから
- 返信ハガキのアートが流行っているから
- 美術系の学校を卒業しているから
などと、返信ハガキを毎回装飾するのは考えもの。
新郎新婦との立場・関係性を考慮することが大切です。
こだわりが強い新郎新婦には注意
届いた招待状が、
- 新郎新婦の手作りなど『こだわったアイテム』
の場合、新郎新婦側が装飾による返信を嫌がることがあります。
以前、著者の知り合いのウェディングプランナーが、
「返信ハガキを変なイラストとかで装飾してほしくない」
と、担当していたカップルに言われたことがあるそうです。
この新郎新婦は招待状などのペーパーアイテムを、全て自分たちで手作りしたとのこと。
「心を込めて作ったものに落書きされたくない」
というのが理由のようでした。
正直この話を聞いたときは驚きました。
私は、素敵な装飾で返信されたハガキは喜ばれるものと思っていたので。
もし届いた招待状が手作り感満載のものだったら、通常の返信が無難かもしれません。
どうしてもという場合は、装飾前に新郎新婦に確認することをオススメします。
自信がない場合は無理をしない
「流行っているからやってみたい」
など、『アート』に自信がない方は無理をせず普通に返信することをオススメします。
新郎新婦から届く結婚式招待状の『返信ハガキ』は1枚。
失敗したら大変です。
下書きなどを上手におこなってすれば大丈夫かもしれませんが、それなりの『慣れ』『技術』は必要。
憧れだけで頑張って失敗するぐらいなら最初から我慢した方が無難です。
もちろん、下手だから『失礼』になるわけではありません。
しかし修正液・修正テープだらけで返信するくらいであれば、諦めることをオススメします。
過度な装飾での重量オーバーは避ける
最近の返信ハガキの装飾は『イラスト』以外にも、
- マスキングテープ
- 刺繍
- ビーズアート
など、様々なものがあります。
SNSの普及はもちろん、100円ショップで手軽にグッズが買えるといった理由からでしょう。
しかし過度な装飾をおこなった場合、返信ハガキに貼ってある切手代では送れない可能性も。
通常ハガキとして送る場合の重さは2~6g。
6gを超えてしまうと料金不足になります。
料金不足の返信ハガキが新郎新婦側に配達された場合は、
- 不足分の料金を受取人(新郎新婦側)が支払う
- 料金を支払わず郵便物(返信ハガキ)の受け取りを拒否する
どちらかの選択になるとのこと。
- 不足分の料金を新郎新婦側に払ってもらう
- 受け取りを拒否されて差出人(あなた)に戻り『返信期日に間に合わない』
など、どちらの場合でも『失礼』ですよね。
『イラスト』は大丈夫かと思いますが、『刺繍』『ビーズアート』など重くなりそうな装飾の際は注意しましょう。
もし返信ハガキの重量が気になる場合は、ポスト投函ではなく郵便局の窓口から送ると良いでしょう。
参考サイト:
『BSN NEWS|BSN新潟放送』
『はがきの郵便料金はいくら?切手の貼り方や差額への対応方法も解説』
まとめ
ということで今回は、『結婚式招待状のイラスト返信で守るべき5つのマナー』について解説しました。
基本的に返信ハガキを『イラスト』などで装飾しても失礼ではありません。
しかし、
- 返信ハガキの宛先が新郎新婦の両親の場合は避ける
- 親しい新郎新婦だけにする
- こだわりが強い新郎新婦には注意
- 自信がない場合は無理をしない
- 過度な装飾での重量オーバーは避ける
といった部分を守ることは大切。
場合によっては、本来喜ばれるはずの返信アートが『失礼』だと思われてしまうこともあります。
また返信ハガキの装飾に夢中になって、
- 基本的な返信マナーを守らない
というのもいけません。
結婚式招待状の基本的な返信マナーを必ず守ったうえで、『返信アート』をおこなうことが大切です。
久しぶり&初めて結婚式に招待された皆さん。
失礼&笑われないよう『結婚式での基本マナー』を覚えておきましょう。