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幼いころから一緒に過ごしてきた兄弟・姉妹が結婚。
時にはケンカしたり、ふざけて遊んで泣いたり笑ったりと、思い出がいっぱいの家族の結婚となると感慨深いものです。

そんな兄弟・姉妹の結婚式に招待されたあなた。

「独身だけど兄弟へのご祝儀っていくら包むの?」
「夫婦や家族で結婚式に出席する場合の金額は?」
「兄弟へのご祝儀はいつ渡すの?」
「結婚式をしない場合はどうするの?」
「自分のときはもらってないけど…」

など気になっている方も多いのでは。

ということで今回は、『兄弟・姉妹の結婚式でのご祝儀』について解説。
友人の場合とはちょっと異なる、兄弟・姉妹が結婚となった場合のご祝儀について紹介します。

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兄弟・姉妹へのご祝儀の相場について

新郎新婦が、あなたの兄弟・姉妹だった場合、ご祝儀の相場はどのくらいなのでしょう。

平成24年度の全日本冠婚葬祭互助協会調べによる、兄弟・姉妹へのご祝儀の目安は以下のとおりです。
※なお金額はアンケートにて最も回答の多かった金額です。

参考サイト

兄弟・姉妹への世代別のご祝儀相場
兄弟・姉妹 あなたが20代 5万円
あなたが30代 5万円
あなたが40代 10万円
あなたが50代 10万円
あなたが60代以上 10万円
兄弟・姉妹への地域別のご祝儀相場
兄弟・姉妹 北海道 5万円
東北 5万円
北関東 10万円
東京 5万円
南関東 5万円
中部 5万円
近畿 10万円
中国 5万円
四国 5万円
九州・沖縄 10万円

兄弟・姉妹へは『5万円から10万円』が目安のようです。

あなたが独身(未婚)の場合

あなたが独身(未婚)の場合、兄弟の結婚へのご祝儀は『5万円』が目安の金額となります。
ただしこれは一般的な相場であり、あなたの年齢や環境によっても異なります。

弟・妹など、あなたより年下の兄弟が結婚する際には、兄・姉として相場より多く結婚祝いを贈る場合もあります。

またその逆で、あなたより上の兄弟が結婚する際には、少なくても何も言われない場合もあります。

例えば、あなたが社会人1年目で兄・姉へのご祝儀が3万円だった場合、社会人に成りたてという事もあり、それが相場という考えもあります。

あなたが学生・親と同居の社会人

この場合、ご両親と一緒に家族として出席するのが一般的です。

引き出物も1つとなりますので、あなたはご祝儀を出さなくても基本的には大丈夫。

ただし、ご両親の考えもありますので事前に確認すると良いでしょう。

夫婦での兄弟・姉妹へのご祝儀

夫婦で兄弟・姉妹の結婚式に招待された場合は、『7万円から10万円』がご祝儀の目安金額となります。

友人の結婚式などでは5万円を包むことが一般的ですが、兄弟・姉妹といった身内の場合には、少し多めにご祝儀を包む事が多いようです。

結婚式に家族(夫婦+子供)で招待されたら

兄弟・姉妹の結婚式に家族(夫婦+子供)で招待された場合は、夫婦分のご祝儀と子供の分のご祝儀をあわせて贈ります。

子供の分のご祝儀金額は年齢によって異なります。

子供のご祝儀の目安金額

  • 0歳から2歳:赤ちゃんの場合は席や食事が不要なので、ご祝儀も必要ありません
  • 3歳から6歳:幼児用の食事を基本と考え5,000円
  • 小学生:食事により5,000円から1万円
  • 中学生:食事により1万円から1万5,000円
  • 高校生:大人と同様の食事と考え1万5,000円

夫婦と子供3人(中学生1人、小学生2人)でのご祝儀例

夫婦1人あたり3万円、子供の分3万円で計9万円。ただし、

  • 『9』という数字は縁起が悪い
  • 身内なので少し多めに包む

ということで、この場合は『10万円』のご祝儀と考えるのが一般的です。

家族間のルールが存在する!?まずは両親に相談を

兄弟・姉妹など親族へのご祝儀相場については、あくまでも目安であり家族・親族内の考えによっても異なります。

あなたが一般的な相場をもとに5万円で良いと思っていても、家族内の考えでは「それでは少ない」「それは多すぎる」「兄弟間のご祝儀はナシ」など考えが異なるかもしれません。

最初に紹介したご祝儀の金額相場もあくまで目安です。
まずはご両親に相談し、家族間のルールやご両親の考えを確認すると良いでしょう。

兄弟・姉妹へのご祝儀はいつ渡す?

兄弟・姉妹へのご祝儀はいつ渡すのでしょう。タイミングが気になりますよね。

兄弟・姉妹へのご祝儀は『結婚式前に直接渡す』のが基本です。

友人の場合とは異なり、あなた自身も『招待する側』ですので、受付で渡すということは基本的に行ないません。

結婚式当日までに、諸事情により直接渡せない場合は現金書留で郵送すると良いでしょう。
あわせてお祝いの手紙を同封すると丁寧ですよ。

兄弟・姉妹へのご祝儀袋の書き方

ご祝儀袋の書き方についてですが、兄弟・姉妹だからという特別なものはありません。

ご祝儀袋の書き方については、以下の記事を参考にしてください。

兄弟・姉妹へのご祝儀Q&A

結婚式をしない兄弟へのご祝儀は?

兄弟・姉妹が結婚式・披露宴を挙げない場合は、『5万円程度』のご祝儀が相場との考え方が一般的です。(あくまでも相場です)
また挙式のみの場合も同様です。

式の有無に関わらず、兄弟・姉妹へのお祝いの気持ちを加味して『7万円から10万円』を包んでも良いでしょう。

本人たちに希望の品を直接聞いて、お金ではなく結婚祝いの品を贈るという場合もあります。

家族間で相談・確認することをオススメします。

自分の結婚式ではもらってないけど

自分の結婚式で兄弟からご祝儀をもらっていない場合、自分より後に結婚する兄弟へご祝儀を渡す必要はあるのでしょうか。

両親と相談するのが良い

兄弟間でのご祝儀については、家ごとに考え方が異なる場合が多いものです。

兄弟間でのご祝儀は『お互い様』ということで『出さない』という考えもあります。
また一般的なご祝儀の考え方と同じように、世帯が異なるのであれば出すということもあります。

せっかくのお祝い事ですから「自分はもらっていないから出したくない」といった勝手な考えは避けましょう。

まずはご両親との相談をオススメします。

結婚式が会費制の場合

『会費制の結婚式』だった場合、兄弟・姉妹へのご祝儀・結婚祝いはどうするのでしょうか。

当日は会費のみ

会費制結婚式の受付では、会費のみを扱うのが一般的です。

会費以外にご祝儀・結婚祝いを別途渡したい場合は、結婚式当日ではなく事前に渡しましょう。

学生だからご祝儀や結婚祝いは贈る必要ない?

学生の場合、兄弟・姉妹の結婚式にはご両親と一緒に家族として出席するのが一般的です。
そのため基本的にはご祝儀やお祝いを贈る必要はありません。

しかし、お祝いというのは気持ちであり「一般的にも必要ないものだから贈らなくてもよい」という事ではありません。
兄弟・姉妹の事を良く知る身内だからこその贈り物は、とてもうれしいものでしょう。

5万円、10万円といった相場にあわせた金額を包む必要はありません。
身の丈にあった金額、もしくは兄弟が喜びそうな品物をプレゼントすると良いでしょう。

こちらもご両親に相談することをオススメします。

兄弟・姉妹の結婚式でのご祝儀のまとめ

ということで今回は、『兄弟・姉妹の結婚式でのご祝儀』について解説しました。

兄弟といった身近な家族へのご祝儀については、家ごとにその考え方は様々です。

ご両親に確認したり、家族間で相談することをオススメします。

久しぶり&初めて結婚式に招待された皆さん。
失礼&笑われないよう『結婚式での基本マナー』を覚えておきましょう。