新郎新婦にお祝いの言葉を贈るのが結婚式でのスピーチ。
心温まるエピソードを会場の皆さんに紹介し、はなむけの言葉と共に新郎新婦の幸せを喜び祝福することが大切です。
そんな結婚式スピーチにおいて、話のテーマとしてNGなものを紹介します。
なお、忌み言葉や重ね言葉などのNGワードについては以下の記事を参考にしてください。
NGワードを覚えよう
目次
主役の新郎新婦ではなく自己中心的な話
当たり前の話ですが、結婚式当日の主役は新郎新婦です。
スピーチをするからといって自分の事ばかり話すのはよくありません。もちろん簡単な自己紹介は必要ですが、自分の事ばかり話すのはNGです。
以前、私が出席した結婚式にて新婦の上司の方が、ご自身が成功させた仕事の自慢話をされていました。新婦のエピソードはさておき・・・。
そこから新婦へのアドバイス等の話へ変わるのかと思いきや、延々と自慢話は続き、簡単なはなむけの言葉があっただけで終了。。。
それはそれは聞いていて大変印象の悪いスピーチでした。
もし事前に練習してきた内容だとしたら、新婦に対する祝福なんてものはなかったのかもしれませんね。そう思われてもしかたありません。
繰り返すようですが、結婚式の主役は新郎新婦なのです。
政治や宗教に関する話
結婚式には様々な方が出席しています。このような場で政治的な話や、特定の宗教の話などをするのはNGです。
政治や宗教への考え方は人によって異なります。スピーチの内容から思わぬ誤解が生じる可能性もあります。
こういった話の内容が、せっかくの祝福の雰囲気を壊してしまうことを頭に入れ、結婚式のスピーチでは使わないようにしましょう。
危険な暴露話
最近はレストランウェディングといったカジュアルな結婚式が増えています。
友人が多く出席するアットホームな結婚式では、つい気持ちが緩んで、ちょっと行き過ぎた新郎新婦の秘密を暴露してしまう方がいますが、これはNGです。
特に過去の交際相手の話などはもってのほか。
出席者に顔見知りが多いから大丈夫・・・などといった発想は、絶対に持たないようにしましょう。
なるべく子どもの話もやめておきましょう
年配の方がスピーチの締めで、「早く可愛い赤ちゃんを・・・」といった事をいう方がいますが、子どもに関する内容はなるべく避けるようにしましょう。
新郎新婦はもちろん、出席者の中にも何らかの事情があって子どもを授かれない方がいるかもしれません。子どもの話題はとてもデリケートなものですので、基本的にはスピーチでは触れないようにしましょう。
祝福の気持ちを最優先に考えましょう
新郎新婦を心から祝福したいと一番に考えれば、今回紹介した話のテーマがなぜNGなのかは当たり前のように理解できるはずです。
結婚式でのスピーチの基本は祝福の気持ち。これを忘れないようにしましょうね。
その他のスピーチNGテーマ&タブー一覧
NGテーマの中でも比較的多く見かけるものを、具体例を交えて挙げてみましたが、結婚式でのスピーチにおけるNGテーマは他にもあります。
今回はそんな「これは避けたほうがよい」というスピーチテーマを一覧にしてみました。参考にどうぞ。
結婚式の場には様々な方々が出席しています。年齢も性別も、職業も立場も人それぞれ。いつも仲良くしている友人同士や内輪だけの飲み会なら許される内容でも、結婚式という場ではふさわしくない話題もありますので注意しましょう。
結婚式スピーチでのNGテーマ一覧
- 過去の異性関係の話
- ドロドロとした人間関係の話
- 金銭がからむ話題
- 身体的特徴や外見に関する話
- 性的、下品な話題
- 専門用語が飛び交う専門的すぎる話
- 犯罪行為の話
- 政治色の強い話
- 宗教色の強い話
- 死や不吉さを感じさせる話
- 自慢話や自己宣伝の話題
上記のような内容は、仕事帰りの飲み会や友人同士の飲み会等では盛り上がるかもしれませんが、結婚式でのスピーチのテーマとしては不向きです。
このような話題は避け、心温まるテーマを選ぶようにしましょう。
絶対に心温まるエピソードは見つかるはず
結婚式でのスピーチを依頼されたら、新郎新婦の良い面やこれまでの素敵な思い出を、時間のある時にゆっくりと考えてみましょう。
絶対に心温まるエピソードが見つかるはずです。
万が一見つからない・・・という場合でも、今回挙げたようなNGテーマを結婚式スピーチで話すことはやめましょう。