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結婚式・披露宴の歓談中におこなわれる『友人代表スピーチ』。
新郎新婦の意外な一面がわかる、結婚式でも代表的な演出の一つです。

そんな友人代表スピーチですが、私自身はおこないませんでした。
(ちなみに私の結婚式は余興もなし…。)
私のまわりにも3組ほど『友人代表スピーチなし』の結婚式をおこなった新郎新婦が。

「友人に負担をかけなくない」
「スピーチを頼める友人がいない」
「誰にスピーチを頼むか悩む」

などの理由で、最近は『友人スピーチなし』にするカップルも多いようです。

その代わりに、「余った時間にはどんな演出をすれば?」と、別の悩みも…。

ということで今回は、私自身の経験談&友人へのインタビューをもとに、『友人代表スピーチをしない結婚式』について解説。

結婚式当日の流れや代わりにおこなった演出などを紹介します。

結婚式の流れについて

前回、『余興なしの結婚式をしました!代わりにおこなった演出アイデアを紹介』という記事を書きました。

その記事でも紹介しましたが、私自身の結婚式では『友人代表スピーチ』『友人による余興』は行いませんでした。

『友人スピーチなし結婚式』当日の流れ

私自身の結婚式での当日の流れ(プログラム)を紹介します。

  1. 入場
  2. 開宴の挨拶
  3. 新郎新婦紹介
  4. 主賓挨拶(新郎側・新婦側)
  5. 乾杯→食事・歓談
  6. ケーキ入刀
  7. お色直しのため退場
  8. 再入場(キャンドルサービス)
  9. 私が考えた演出など
  10. 両親への手紙
  11. 花束贈呈
  12. 新郎挨拶
  13. 退場

なぜ友人スピーチをしなかったのか

私自身の結婚式において、招待した友人の構成は以下のとおりです。

  • 新郎側の学生時代の友人
  • 新郎側の社会人時代の友人
  • 新婦側の学生時代の友人
  • 新婦側の社会人時代の友人
  • 新郎新婦共通の友人

なぜ友人代表スピーチをしなかったのか…。
夫婦で友達がいなかったのではなく、誰に頼んでよいか選ぶのが面倒なぐらい友人を招待したからなのです。

実はインタビュースピーチをやりました

私自身の結婚式では、『友人代表によるスピーチ』は行ないませんでした。
しかし、各テーブルを回ってメッセージをもらう『インタビュースピーチ』を行ないました。

友人代表スピーチより手軽

事前に各テーブルの代表者には、私たち新郎新婦側から声を掛けておきました。
「長くても1分程度のメッセージをよろしくね」と。

披露宴当日は、まじめに話す人もいれば、お酒の勢いでニコニコ話す人など様々。

比較的カジュアルな雰囲気の結婚式だったので、楽しい演出になりました。

『インタビュースピーチ』については、次の『代わりの演出アイデア』にて詳しく紹介します。

友人スピーチなし!代わりの演出アイデア

私のまわりには、結婚式・披露宴で『友人スピーチ』を省いた友人が3名いました。

今回はその結婚式に出席した際の感想や、友人へのインタビューをもとに代わりの演出アイデアを紹介します。

インタビュースピーチ

先ほども簡単に紹介しましたが、私自身の結婚式にて『友人代表スピーチ』の代わりにおこなったのが『インタビュースピーチ』。

ちなみに『インタビュースピーチ』という演出は、別名『テーブルスピーチ』とも呼ばれるそうです。

簡単に解説すると、司会者の方がインタビュアーとなって、ゲストのテーブルを回るという演出。
事前に誰に話を聞くかということは決めていて、あらかじめそのゲスト・親族には「インタビュアーが行くからメッセージ頂戴」と伝えていました。

一般的なスピーチとは違い『ひと言メッセージ』なので長い人でも1分ぐらい。
スピーチよりは準備や緊張もなかったようで、話したゲスト・親族とも皆さん余裕でしたよ。

ゲストカード

私自身の結婚式では、結婚式の招待状に『ゲストカード』を入れておきました。

ゲストカードとは芳名帳の代わりになるもの。
自宅でゆっくりと名前や連絡先、新郎新婦へのメッセージなどを記入してもらい、結婚式当日に持参して受付係に渡してもらうカードです。

新郎新婦へのメッセージ欄が大きく、ゲストの方から様々なメッセージをいただきました。
スピーチをしなくても、温かい祝福のメッセージはもらえますよ。

今でも大切にファイリングしてあります。

出典楽天市場:PIARY(ピアリー)楽天市場店様

メッセージビデオ撮影

これは私の友人が、友人代表スピーチの代わりにおこなった演出。

友人代表スピーチがない代わりに、各テーブルをビデオカメラを持ったカメラマンが回り、全員から一言メッセージをもらうというもの。

ゲストとして出席した私も、もちろん新郎新婦へのコメントをおこないました。
「いよいよ次は私か…」というドキドキ感はありますが、一言メッセージなので10秒程度で完了。

『メッセージビデオ撮影』の演出をおこなった友人に後日感想を聞きました。

「結婚式当日はバタバタしていたけど、後日ゆっくりゲスト全員からのメッセージを見られて楽しい」とのこと。

短い内容でもゲスト全員からの祝福メッセージ&ひと言コメントは嬉しいですよね。

定点カメラメッセージ

こちらも私の友人が、友人代表スピーチの代替演出としておこなったもの。

新郎新婦へのメッセージ専用カメラを、会場の隅に用意しておき、ゲストの好きなタイミングでコメントしていただくという演出。

歓談のタイミングで司会者から説明があり、「『祝福のメッセージ』や『これまで伝えられなかったあんな事こんな事』など、何でも良いので新郎新婦にメッセージをください」とのこと。

最初は何を話してよいかわからず、恐る恐る様子を見ていたのですが、食事&お酒がすすむにつれカメラ前に行列が。
一発芸を披露する方もいて不思議な盛り上がりに。

新郎新婦をカメラ前に呼んで、以前の無礼を泣きながら謝る友人など、ハプニング的な面白要素がたくさんの演出でしたよ。

後日この演出をおこなった友人に話を聞きました。
もっと愚痴や暴露話があるかと思っていたらしいのですが、会場の隅にカメラを置いていたので、意外と無難なコメントが多かったとのこと。

「専用部屋にカメラを設置すれば良かったかな」なんて言っていました…。

写真撮影会

こちらも私の友人がおこなった演出。

各テーブルに新郎新婦が移動して、テーブルにいるゲストごとに記念撮影をおこなうというもの。

全てのテーブルを回るので、ある程度の時間制限はありますが、新郎新婦との写真撮影&会話時間は充分ありました。
同じテーブルの人全員で撮影したり、個別に撮影したりとかなり自由。

後日この演出をおこなった友人に話を聞きましたが、写真撮影は簡単だけど会話を盛り上げるのが意外と大変だったとのこと。

時間に余裕があると、それなりに新郎新婦側の頑張りが必要な演出かもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか。

友人スピーチをしない場合の代替演出などについて紹介しました。

新郎新婦の自由なアイデアが反映できる最近の結婚式。
これまでは当たり前だった『友人代表スピーチ』をしない新郎新婦も増えているようです。

私自身も友人スピーチと余興のない結婚式でした。
「ゲストの方にとっては退屈かな…」とも思いましたが、新郎新婦本人たちが『おもてなしの心』を持って盛り上げれば、何とかなるものですよ。