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結婚式といえば『余興』。新郎新婦の友人などが盛り上げてくれますよね。

しかし最近は『余興なし』の結婚式が人気に。

「友人に負担をかけたくない」
「下品な余興で雰囲気を壊されたくない」
「ゲストとゆっくり話す時間にまわしたい」

などの理由から、その傾向が強くなっているようです。

その反面で『余興』がなくなると、

「結婚式がつまらないのでは?」
「友達がいないのと思われる?」
「間が持つのかしら?」

といったことにお悩みの方も多いようで…。

ちなみに私は、自分の結婚式で友人による『余興』をおこないませんでした。
今回はその経験から『余興なし結婚式』についての話を。

代わりにおこなった演出のアイデアや、余興がない結婚式をする際のポイントなどを紹介します。

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結婚式披露宴の流れはどんな感じだった?

まずは私の結婚式について簡単に紹介を。

場所は軽井沢でおこないました。森に囲まれたホテルです。
当日の招待客は全部で80名ほど。そこそこ多いほうではないでしょうか。
司会者はプロの方にお願いしました。

『余興なし結婚式』当日の流れ

つづいて当日の流れ(プログラム)を紹介します。

  1. 入場
  2. 開宴の挨拶
  3. 新郎新婦紹介
  4. 主賓挨拶(新郎側・新婦側)
  5. 乾杯→食事・歓談
  6. ケーキ入刀
  7. お色直しのため退場
  8. 再入場(キャンドルサービス)
  9. 私が考えた演出など
  10. 両親への手紙
  11. 花束贈呈
  12. 新郎挨拶
  13. 退場

友人による『余興』『スピーチ』も無し

既にお気づきかと思いますが、私の結婚式では友人による『余興』のほか、主賓以外の『スピーチ』もおこないませんでした。

ちなみに友人がいなかったわけではありません…。

また、最近は当たり前のように流れる『プロフィールムービー』もナシです。

なぜ『余興』をしなかったのか

私がなぜ余興なしの結婚式にしたのか…。

「結婚式の雰囲気を大切にしたかった」
「美味しい食事をゆっくりと楽しんでほしかった」

といった理由からです。
おそらくこの記事を読んでいる皆さんとほとんど同じなのでは。

ちなみに「友達に負担をかけたくない」という理由も一応あったかもしれません。

余興やスピーチをやったことがある方ならわかると思うのですが、頼まれた側は緊張のせいで食事をゆっくり楽しめないのです…。

まあ余興については新郎側・新婦側どちらの友人もやる気満々だったようですが…。

代わりにおこなった演出アイデアについて

ではどのようなことを代わりにおこなったのか。

私の事例を紹介します。

とにかく食事にこだわった

演出というと変かもしれないのですが、食事にはこだわりました。
プランナーさんから提示されたメニューの中で『一番良いもの』にしました。

もし結婚式で『おもてなし』を重視したいのであれば、『食事』は絶対に重要なポイントです。

たくさん結婚式に行ったことがある方ならわかると思いますが、結婚式で一番記憶に残るのは『食事』ではないでしょうか。

いろいろな人に話を聞いたところ同じ意見が多かったので、とにかく食事にはこだわりました。

プロによる生演奏

「友人の余興は無しにしよう」と決めた、一番の理由が『結婚式場の雰囲気が素敵だったから』です。

軽井沢というロケーション、森の中の教会、窓から差しこむ光…。何となく頭の中でクラシック音楽が聴こえてきたんですよね…。

ブライダルフェアに参加したら『バイオリン』と『ピアノ』のプロ奏者が演奏しているではありませんか。

はい決定…。

食事中のBGMなどをお願いしました。
ちょっとしたコンサートですね。

キャンドルタワー

これはプランナーさん側から提案のあった企画。

実は当日まで一般的な『キャンドルサービス』かと思っていました。

しかし実際は、私たちがお色直しで退場中にゲスト全員で小さなキャンドルをタワー型に積み上げていたようで、メインキャンドルに到着して初めて気がつきました。

ちょっとしたゲスト参加型のサプライズ演出でした。

インタビュースピーチ

これは私とプランナーさんで考えた演出。

司会者の方がインタビュアーとなってゲストのテーブルを回るというもの。

事前に話を聞く人は決めていて、あらかじめそのゲスト・親族には「インタビュアーが行くからメッセージ頂戴」と伝えていました。

一般的なスピーチとは違い『ひと言メッセージ』なので長い人でも1分ぐらい。
スピーチよりは準備や緊張もなかったようで、話したゲスト・親族とも皆さん余裕でしたよ。

ちなみにこの演出は『テーブルスピーチ』とも呼ばれるそうです。

仲良し大作戦

これは私が考えた演出。

新郎新婦がお互いの義理の兄弟や姉妹と、みんなの前で仲良くなろうというゲーム。

義理の両親よりも義理の兄弟・姉妹って意外と遠慮しがちですよね。

せっかくの機会なのでお互いに呼び方を決定し、みんなの前で呼び合うというゲーム演出をしました。

親族を巻き込んだ内容なので、意外と盛り上がりましたよ。

呼び合った後に『ドラクエ』のレベルアップ音が流れる小ネタ入り。
「面白かったですね~。次誰かに提案しま~す。」とプランナーさんのウケも良かったですよ。

つまらないと思われないポイント&演出アイデア

私がおこなった『余興なし結婚式』での演出について紹介しました。

あれから数年ほど時間が経ちました…。
『良かった』と言ってくれる友人はいますが、『つまらなかった』という感想は聞いていません。
耳に届かないだけかもしれませんが…。

「つまらない」「退屈だった」と思われないようにするためには、以下のポイントが重要だと感じました。

ゲスト参加型にする

やはり一番はゲストを退屈にしないことが重要ですね。

何かしら一つでも演出に参加してもらうだけで、「つまらなかった」「退屈だった」といった感想は減ると思います。

ただし『ゲスト側の準備が大変』だったり、『ゲストが当日緊張するようなもの』は避けた方が無難。
また『強制参加』『参加イベントが多すぎる』のもNGでしょう。

私の結婚式では『キャンドルの積み上げ』がゲスト参加の部分、写真撮影しながらワイワイやっていたみたいです。
むしろ新郎新婦側のほうが再入場に向けて緊張していました…。

ゲスト参加型のアイデア

ゲスト参加型のアイデアとしては、

  • みんなでウェディングケーキをデコレーション
  • ゲストが果実、新郎新婦がお酒入れ果実酒を作る
  • お色直しのカラードレス当てクイズ
  • ゲストからの結婚承認サインで作るウェディングツリー
  • 新郎新婦が各テーブルで記念写真を撮るフォトラウンド

などがありますね。

親族を巻き込む

「結婚は家と家を結ぶもの」といわれます。

親族を巻き込んだ演出は、意外と盛り上がります。

新郎新婦の兄弟姉妹といった『友人なども知っている家族』が参加する演出は、親族だけでなくゲストも喜びますよ。

プロに余興・演出を依頼する

やはりその道のプロはさすがです。

「友人に負担をかけたくない」
「雰囲気を壊したくない」

ということであれば、『余興・演出のプロ』にお願いすると良いでしょう。

最近は様々な余興・演出のプロが

私はプロの演奏家に依頼しましたが、最近は様々なジャンルのプロが余興・演出をしてくれます。

  • プロフィールムービー制作
  • 劇団による思い出劇
  • 芸能人によるお祝いメッセージ
  • ものまねタレントによるショー
  • マジックショー
  • お笑い芸人によるコント&漫才
  • まぐろ解体ショー
  • プロ奏者による楽器演奏

あなたの結婚式のイメージにあったプロにお願いすると良いでしょう。

もちろんお金はかかってしまいますが…。

良い意味で記憶に残る部分にこだわる

私は『食事』にこだわりました。
私の中では結婚式は食事が一番記憶に残るという考えがあったからです。

あなたには過去に出席した結婚式での『良い記憶』はありませんか。

「食事が美味しかった」
「装飾が可愛く統一されていた」
「新郎新婦とたくさん話ができた」

など何でも良いです。

ぜひ参考にすると良いでしょう。

新郎新婦も積極的に参加する

意外と重要なポイントだと思うのが『新郎新婦の参加』。

結婚式で『ゲストへのおもてなし』を大切したいのであれば、ぜひ新郎新婦も積極的に盛り上げに参加することをオススメします。

自分たちで歌やダンスといった余興をしても良いでしょう。

私がおこなった『親族との名前の呼び合い』も、ちょっとしたゲームですが新郎新婦参加型の演出。

自分たちの結婚式です。
新郎新婦の皆さんも心から結婚式を楽しみましょう。

余興なし結婚式のまとめ

いかがでしたか。

『余興なし結婚式』を実際におこなった私の『経験談』と、「つまらない」と思われないためのポイントや演出アイデアを紹介しました。

余興がなくてもアイデア次第で結婚式は楽しくなります。
ゲスト・親族が楽しめる結婚式なら、当たり前ですが「つまらなかった」とは言われないはず。

結婚式をおこなうのはあなたです。
『全てプランナーさんにおまかせ』ではなく、積極的に企画段階から参加しアイデアを考えましょう。

この記事がお役に立てれば幸いです。