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結婚式にお呼ばれする男性&女性ゲストの皆さん。
結婚式当日に着ていく服装について『書籍』や『ネット』で調べていると、

「格式高い結婚式ではNG」
「格式を重んじる結婚式では避けた方が無難」
「格式ばらない結婚式にオススメ」

といった記述を見かけることありませんか。
当サイトの記事でも使う表現ですが、

「格式高い結婚式って何?」
「格式を重んじる結婚式の確認方法は?」

など、気になっている方も多いようです。

ということで今回は、結婚式の『格式』という表現について解説。

『格式高い結婚式』といった表現の意味はもちろん、『格式高い結婚式』『格式を重んじる結婚式』などの調べ方について、まとめて紹介します。

そもそも『格式』って何?

結婚式の服装マナーについて、書籍やネットで調べている皆さん。
『格式高い結婚式』や『格式を重んじる結婚式』、『格式ばらない結婚式』なんて表現をよく見かけませんか。

「格式高い結婚式ではNGの装いです」
「格式ばらない結婚式にオススメのドレスです」

などなど。

たくさん出てくる『格式』という言葉、気になりますよね。

そもそも『格式』とは、どのような意味なのでしょうか。
『格式』という言葉を辞書で調べると、以下のように書かれています。

社会的に格付けされた身分・階層などに応じた生活上のしきたりや礼儀作法。また、身分・家柄。
身分や家柄によって決められていた儀式などについての決まり。

出典Weblio辞書(三省堂 大辞林 第三版)

格式高い結婚式とは

それでは『格式高い結婚式』とは、どのような結婚式なのでしょう。
ちなみに『格式高い』という言葉の意味は、以下のとおりです。

気品に満ちていて、風格のあるさまを意味する表現。

出典Weblio辞書(実用日本語表現辞典)

物事に伝統や品位が感じられるさま

出典Weblio類語辞書

同じような意味の言葉として、『格式のある』『格式を誇る』などがあります。

言葉の意味から考えると、

  • 気品に満ちている結婚式
  • 伝統や品位が感じられる結婚式

などが、『格式高い結婚式』ということになります。

格式を重んじる結婚式とは

『格式高い結婚式』のほかにも、『格式を重んじる結婚式』という記述もよく見かけます。
『重んじる(重んずる)』という言葉の意味は、以下のとおりです。

価値あるものとして大切に扱う。尊重する。

出典Weblio辞書(三省堂 大辞林 第三版)

つまり、

  • しきたりや礼儀作法を重視する結婚式
  • 決まりごとを大切する結婚式

などが、『格式を重んじる結婚式』ということになります。

『格式ばった』も

『格式ばった結婚式』といった表現も、『格式を重んじる結婚式』と意味は同じです。

格式ばらない結婚式とは

『格式高い結婚式』『格式を重んじる結婚式』のほか、『格式ばらない結婚式』という記述を見かけることもあります。

『格式ばらない』は『格式ばった』の対義語。
しきたりや礼儀作法を、それほど重視しないことを意味します。

服装や会の雰囲気などがくつろいだ様子であるさま

出典Weblio類語辞典

『格式ばらない』の同じような意味の言葉として、『カジュアルな』『アットホームな』などがあります。

最近人気の『カジュアルウェディング』は、ズバリ『格式ばらない結婚式』こと。
気心知れた友人だけでおこなう結婚パーティーや二次会なども、基本的には『格式ばらない』スタイルです。

格式高い&格式を重んじる結婚式の確認方法

何となく『格式高い結婚式』や『格式を重んじる結婚式』について、ご理解いただけたでしょうか。

そこで気になることがありますよね…。
自分が招待された結婚式が、

「格式高い結婚式、格式を重んじる結婚式なのか」

ということです。

『格式を重んじる結婚式』にもかかわらず、カジュアルな装いで出席した場合は「失礼だ」と思われてしまう可能性も。
そうならないためにも、なるべく事前に確認しておきたいですよね。

あくまで一般的な基準ではありますが、以下の方法で判断することができます。

注意

結婚式についての考え方は新郎新婦によって異なります。
紹介する内容は、あくまでも一般的な判断の方法であり絶対ではありません。
あらかじめご了承ください。

結婚式の会場で判断する

一つめは『結婚式の会場』で判断するという方法です。

結婚式がおこなわれる『ホテル』や『レストラン』、『専門の式場』などにも『格式の高さ』があります。
一般的に、高級ホテルや高級レストラン、伝統的な結婚式場などは格式高い会場といえます。

そのような場所でおこなわれる結婚式は、『格式高い結婚式』『格式を重んじる結婚式』である可能性が高いもの。
新郎新婦側も伝統や品格、しきたりを重んじて会場を選んでいる場合があります。

結婚式の招待状に書かれている会場について、事前に調べてみると良いでしょう。
結婚式が格式高い会場でおこなわれる場合は、ゲストの服装も『それなりの装い』が求められます。

結婚式招待状の差出人で判断する

二つめは『結婚式招待状の差出人』で判断するという方法です。

結婚式招待状の差出人には『結婚式の主催者』の名前を書くのが基本。
ちなみに招待状の差出人には、以下のどちらかの名前を書きます。

  • 新郎新婦の親の名前
  • 新郎新婦の名前

皆さんに届いた招待状の差出人は誰の名前でしたか。
誰の名前が書かれているかによって、結婚式についての考え方がわかります。

親の名前だった場合は格式重視の傾向

「結婚は家と家の結びつき」といった考え方の場合、招待状の差出人を『親の名前』にすることが一般的。
しきたりや伝統など、『格式を重んじる結婚式』の可能性が高いです。

差出人が新郎新婦の親の名前だった場合は、ゲストの服装にも注意が必要。
キチンとした装い、よりフォーマルな装いが求められます。

最近は新郎新婦の名前にすることが多い

最近は「結婚は家ではなく個人の結びつき」という考え方が増えています。
差出人が『新郎新婦の名前』だった場合は、『格式ばらない結婚式』『カジュアルな結婚式』である可能性が高くなります。

新郎新婦の意向により、『あまり堅苦しくない装い』でも大丈夫なことが一般的。
ゲストの服装にも『ある程度のカジュアル感』を取り入れることが可能です。

まとめ

今回は、結婚式の『格式』という表現について解説しました。

服装マナーを紹介している書籍やネットでは、『格式高い結婚式』『格式を重んじる結婚式』『格式ばらない結婚式』といった記述を多く見かけます。

結婚式の『格式』などを気にして服装選びに悩んだ皆さん。
ぜひ今回紹介した判断方法などを参考にしてくださいね。

どんな結婚式でも『格式』に関係なく、

  • フォーマルな装い
  • 正しい礼儀作法(マナー)

を心がけていれば間違いありませんよ。

久しぶり&初めて結婚式に招待された皆さん。
失礼&笑われないよう『結婚式での基本マナー』を覚えておきましょう。