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幼い頃から一緒だった兄弟や、一緒に遊んでいた従兄弟が結婚。
身近な家族や親族の結婚式はとても感慨深いものです。

そんな『兄弟』『いとこ』といった親族の結婚式。
男性は、どのようなネクタイをスーツにあわせるのでしょうか。

「親族は白いネクタイが無難?」
「親族のみの結婚式にオススメのネクタイは?」
「赤は?ストライプは?親族のネクタイマナーが知りたい」

など、いろいろと気になりますよね。

ということで今回は、兄弟やいとこなど『親族の結婚式でのネクタイ』について解説。

結婚式に親族としてお呼ばれする男性必見。
スーツにあわせるネクタイの基本マナーはもちろん、オススメの色柄からネクタイの結び方までまとめて紹介します。

この記事を書いた人

Kaori

埼玉県さいたま市生まれ。東京育ち。
年齢は40代から50代を行ったり来たり(笑)
ブライダル業界やレンタルドレスショップ勤務などの経験を経て、現在はウェディング系ウェブライターとして活動中。

取得資格:フォーマルスペシャリスト、マナー・プロトコール検定など

親族の服装の基本マナー

結婚式において親族は『招待客を迎える立場』。
そのため友人といった一般のゲストとは異なり、『よりフォーマルな装い』が基本です。

スーツはもちろん、それに合わせるネクタイや靴などにも気を配ることが大切。
フォーマル度の高いアイテム、コーディネートを意識すると良いでしょう。

兄弟や従兄弟などは準礼装が一般的

一般的に親族の服装は、正礼装に準ずる『準礼装』が基本。

準礼装には、

  • ディレクターズスーツ
  • タキシード
  • ブラックスーツ

があり、時間帯によって相応しいものを選ぶことがポイントです。

同じ準礼装の中でも、ブラックスーツは『やや格下の装い』。
ただし、時間帯を問わず着ることができる便利なスタイルです。

なお、親族の基本は『準礼装』ですが、年齢が若い男性は『略礼装』である『ダークスーツ』を着用しても問題ありません。

今回は主に、『ブラックスーツ』や『ダークスーツ』を着用する場合でのネクタイについて解説。

『ディレクターズスーツ』『タキシード』でのネクタイについては、記事後半の『準礼装でのネクタイ』で紹介していますので参考にしてください。

親族の結婚式は白ネクタイ?

『結婚式では白いネクタイが基本』と、考えている男性も多いのでは。
しかし最近は、

「白いネクタイは年配男性が着用するイメージ…」

ということで、若い方には不人気のようです。

無難な色だけに...

年齢が高めの男性に人気の白ネクタイ。
もちろん若い男性親族が結婚式で着用しても大丈夫です。

無難な色でもありますし、年配の方には人気の色ですから、他の親族の方から批判されることはないでしょう。

参考画像:白いフォーマルネクタイ

結婚式に白ネクタイは日本オリジナル

ちなみに白ネクタイについて、ファッション雑誌『Gainer:2014年4月号』の最新フォーマル特集では、

白ネクタイは海外ではマフィアと思われかねないアイテム

と、紹介されていました…。

親族の結婚式でのネクタイ!オススメ色は

「白いネクタイはちょっと...」

という方には、シルバーやゴールド系のネクタイをオススメします。

最近の主流は『シルバー系』&『ゴールド系』

最近は、

  • シルバー系
  • ゴールド系

が結婚式ネクタイの主流カラー。
特にシルバー系のネクタイは、幅広い世代の方に人気のネクタイ色でもあります。

また格式高い結婚式からカジュアルウェディング、二次会まで活躍する万能なネクタイ色。
フォーマル度も高く親族男性に最適な色です。

参考画像:シルバーのフォーマルネクタイ


参考画像:ゴールドのフォーマルネクタイ


若い男性親族なら『パステルカラー』も

  • 新郎新婦の弟
  • 学生・20代の従兄弟

など、年齢が若い方には『淡いピンク』や『淡い青』といった『パステルカラー』のネクタイもオススメです。

親族の方がシルバー系以外のネクタイ色を選ぶ際は、

  • あまり主張しすぎない淡い色味
  • 光沢感のあるもの

を選ぶことが重要。
色が派手過ぎたり、主張が強すぎるとカジュアル度が増してしまいます。
また光沢がないとビジネス感が強めに…。

フォーマル感のあるネクタイを選ぶことが重要です。

参考画像:淡いピンクのフォーマルネクタイ


画像:淡い青(ライトブルー)のフォーマルネクタイ


ストライプなど柄ネクタイでも大丈夫

結婚式で親族の方が、

  • ストライプ
  • ドット
  • ペイズリー

といった、『柄』のあるネクタイを着用しても問題ありません。
ただし色と同様に、フォーマルを意識することが重要です。

派手な柄はNG!

親族の方に限らず、結婚式では『奇抜な柄』や『派手な柄』のネクタイはNG。
アニマル柄(ヒョウ柄・ゼブラ柄)や、キャラクター柄といったネクタイは避けましょう。

ストライプ柄はビジネス色を消す

『ストライプ柄』は、ビジネスイメージが強い柄でもあります。
同系色で光沢ある素材のネクタイを選び、できるだけビジネス色を消すようにしましょう。

参考画像:ストライプ柄のフォーマルネクタイ

ドット柄はカジュアル色を消す

『ドット柄』は、ドット部分が大きくなるとカジュアル度が増してしまいます。
親族の方がドット柄のネクタイを着用する場合は、遠めからは無地に見えるような『さりげないドット柄』を選びましょう。

参考画像:ドット柄のフォーマルネクタイ

ネクタイピンは必要?

親族だからネクタイピンをつけなければマナー違反...ということはありません。

しかし、結婚式は新郎新婦をお祝いする華やかな場でもあります。
仕事の時のネクタイ姿とは違った、おしゃれなスタイルを楽しむのも素敵ですよ。

さりげなくシンプルに

親族の方であれば、シルバー系のシンプルな『ネクタイピン』がオススメ。
『ネクタイ』&『ポケットチーフ』と一緒に、さり気なく華やかなスタイルにすると良いでしょう。

画像:ネクタイピンのコーディネート

親族の結婚式でオススメの結び方

ネクタイの結び方には様々な種類があります。
パーティーなど華やかな場に適した面白い結び方も。

しかし、兄弟や従兄弟といった親族の方には派手な結び方より、シャツのカラー(襟)にあった基本的な結び方がオススメです。

プレーンノットの結び方

出典www.youtube.com

セミウィンザーノットの結び方

出典www.youtube.com

準礼装でのネクタイ

『準礼装(ディレクターズスーツ・タキシード)』では、ネクタイに関するルールがあります。

ディレクターズスーツ

ディレクターズスーツは、『昼の結婚式での準礼装』。
ブラックスーツとは異なる装いをしたい親族の方にオススメです。

画像:ディレクターズスーツ

ディレクターズスーツの着こなし
ネクタイ 白黒の縞柄やシルバーグレーの結び下げ
シャツ レギュラーカラーもしくはワイドカラーの白いシャツ
ポケットチーフ 白麻のチーフをスリーピークスで
靴下 黒無地のもの
黒の紐革靴で内羽根ストレートチップが基本。内羽根プレートゥでも可

タキシード

タキシードは、『夕方から夜の結婚式での準礼装』。
ブラックスーツとは異なる装いをしたい親族の方にオススメです。

最近は正礼装として

着用機会が減った燕尾服から、現在はタキシードが夜の正礼装とされています。

画像:タキシード

タキシードの着こなし
ネクタイ 黒の蝶ネクタイが基本
シャツ ウイングカラーでダブルカフスの白いシャツ
ポケットチーフ シルクの白無地チーフをスリーピークスで
靴下 黒無地のもの
エナメルのオペラパンプスが基本。エナメルの内羽根ストレートチップでも可

以下の記事で『男性の準礼装』について詳しく解説!
→ 『男性の正礼装・準礼装・略礼装!結婚式などフォーマルの服装ルール

まとめ

ということで今回は、『親族の結婚式でのネクタイマナー』について解説しました。

よりフォーマルな装いが重要となる親族。
ゲストを迎える立場として、フォーマル度の高いコーディネートを意識することが大切です。

最近はシルバー系のネクタイが主流。
フォーマル感もあり親族男性にオススメのネクタイ色です。

親族男性のネクタイは『ストライプ柄』や『ドット柄』でも大丈夫ですが、『ビジネス色』『カジュアル色』を消すことが重要。
ネクタイピンを取り入れるなど『華やかさ』『フォーマルさ』を、より意識することが親族男性のネクタイコーデのポイントです。

久しぶり&初めて結婚式に招待された皆さん。
失礼&笑われないよう『結婚式での基本マナー』を覚えておきましょう。