結婚式スピーチには『3つの袋』といった定番フレーズがあります。
結婚生活に大切なことを『3つの袋』に例えて新郎新婦に伝えるというもの。
昔からあるスピーチネタですが、今でも活用されている結婚式スピーチの鉄板ネタです。

主賓や上司クラスの方はもちろん、最近は若い方も興味があるとのこと。

「そもそも『3つの袋』って何?」
「『3つの袋』を使ったスピーチの文例が知りたい」
「『3つの袋』を応用したフレーズが知りたい」

など、気になっている方も多いようです。

ということで今回は、結婚式スピーチの定番ネタ!『3つの袋』について解説。

『3つの袋』の意味はもちろん、『3つの袋』を使った参考文例、『3つの袋』のアレンジ&新バージョンなどをまとめて紹介します。

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結婚式スピーチの定番『3つの袋』とは

結婚式のスピーチでよく使われるフレーズ『3つの袋』。
結婚生活に大切なポイントを、『袋』を例に紹介する定番のスピーチネタです。

『堪忍袋』『給料(巾着)袋』『お袋』の組み合わせで使用するのが基本。

  • 『堪忍袋』:夫婦生活においては我慢する気持ちが大切
  • 『給料(巾着)袋』:これからの生活にはお金が大切
  • 『お袋』:お母さん(両親)を大切にする、親との関係が大切

ということを伝えるために使うフレーズです。

3つの袋の起源は?

結婚式スピーチで使われる『3つの袋』というネタは、『徳川夢声』というタレントが生み出したと言われています。
ちなみに徳川夢声は、日本の元祖マルチタレントとも言われる人物。

「徳川夢声が司会をしていた番組(TBS:テレビ結婚式)で初めて使ったのでは」という説が有力です。

2016年1月24日に放送された『爆笑問題のそれっていつから?ヒストリー2』という番組で、『3つの袋』について調査されたことがありました。
しかし、「徳川夢声が1960年ごろには言っていた」という証言は得られましたが、番組内でも結論は出ませんでした。

どう使う?『3つの袋』の参考文例

結婚式のスピーチで『3つの袋』を使う場合の文例を紹介します。

『3つの袋』の参考文例

お二人の門出にあたり、家庭を持つ先輩として夫婦円満のアドバイスをさせていただきます。
結婚生活を送るうえでは、大切な『3つの袋』があるという話です。
皆さんもご存じかもしれませんね。

一つは『堪忍袋』。
これから長い結婚生活が始まります。
きっとお互いに「どうにかならないものか」といった、気に入らない部分が見えてくるかもしれません。
だからといって感情的になってしまってはいけません。
ときには我慢するということも大切です。
ぜひ互いの気持ちを思いやって生活してください。

二つめは『給料袋』です。
やはり夫婦円満のためには『お金』が重要です。
これからの生活では、多くの場面でお金が必要になることでしょう。
無駄な浪費はトラブルのもとです。
お金の管理をしっかりとおこなうことを忘れてはいけません。

三つめは『お袋』です。
ご両親をぜひ大切にしてください。
新しく始まる生活では、お父さま、お母さまにサポートしてもらうことも多いはずです。
これからも、育てていただいたご両親への感謝の気持ちを忘れず日々を送ってください。

今回の文例では、『冒頭の挨拶』『締めの言葉』は省略したため記載していません。

『冒頭の挨拶』については『結婚式スピーチは始めが大切!祝辞の出だし「冒頭の挨拶」集』、『締めの言葉』については『結婚式スピーチの締めに!結び&はなむけの言葉集』という記事で詳しく紹介しています。
ぜひ参考にしてください。

『3つの袋』を使う場合の注意点

結婚式スピーチで『3つの袋』を使う場合は、いくつかの注意点があります。

基本的には新郎新婦より上の世代向け

『3つの袋』という定番ネタは、これから新しい生活を始める二人に贈る『アドバイス』系の言葉です。

結婚式スピーチの定番フレーズですが、若い方には不向き。
主賓や上司としてスピーチをする場合にオススメのネタです。

もちろん「若い世代が使ってはいけない」ということではありません。
以前私が出席した結婚式では、新郎の同級生(26歳)の方が、

「お二人に伝えたいことをGoogleで調べていたら、『3つの袋』というものを見つけましたので紹介します」

と、少々わざとらしい感じで、小ネタ風に話していました。
意外な流れから始まったせいか、会場からも笑いがこぼれる楽しいスピーチでした。

もし20代から30代前半の方が使うのであれば、このように少し工夫をするのがオススメです。

下ネタで笑いをとるのは危険

『3つの袋』のどれかを、『玉袋』『〇玉袋』と下ネタに変換してスピーチをするのは危険です。

「スピーチで笑いをとりたい」ということでしょうが基本スベります。
出席した結婚式で数回見たことがありますが、内輪で笑いが起こるのみ。

最近は結婚式の雰囲気を重視するカップルが増えています。
少々古い感じのアレンジですので、避けた方が無難です。

『3つの袋』は古い?その他の新バージョン

結婚式スピーチの定番ネタである『3つの袋』。
最近は『3つの袋』をアレンジした、新しいバージョンがたくさんあります。

ということで、『3つの袋』以外のフレーズをいくつかピックアップ。
結婚式スピーチを頼まれた皆さん、ぜひ使ってみてはいかがでしょう。

3つの袋(別バージョン)

『3つの袋』は『堪忍袋』『給料(巾着)袋』『お袋』が一般的ですが、

  • 『笑い袋』:笑顔いっぱいの結婚生活が大切
  • 『胃袋』:健康な生活を送るためには、美味しく栄養たっぷりの食事が大切
  • 『知恵袋』:これからの人生は日々勉強が大切
  • 『福袋』:結婚生活は予想がつかないもの

など、実は他にも袋のパターンは様々。

『堪忍袋』『給料袋』『笑い袋』というように、1つだけ入れ替えて使うのもオススメ。
また、3つの袋に組み合わせて『5つの袋』なんて使い方もできますよ。

3つの坂

夫婦生活を『上り坂』『下り坂』『まさか』の『3つの坂』に例えるフレーズです。

『3つの坂』の参考文例

これからの長い結婚生活には3つの坂があります。

『上り坂』『下り坂』、そして『まさか』です。
夫婦生活では、楽しいことや辛いことのほか、予想できないことが起こるものです。
もし何か意外なことが起こったとしても、ぜひ夫婦で協力して乗り越えてください。

3つのキス

幸せな夫婦生活を送るためには『3つのキス』が必要と伝えるフレーズ。
新郎新婦の上司や先輩が使うと、会場に笑いが起こることも多くオススメです。

『3つのキス』の参考文例

二人にオススメなのが『3つのキス』です。

一つは、朝起きて家を出るときにする『いってきます』のキス。
二つめは、家に帰ってきたときにする『ただいま』のキス。
そして三つめは、感謝の気持ちを込めた『ありがとう』のキスです。

私は既に結婚生活10年が過ぎましたが、毎日この習慣を続けているおかげで今でも夫婦円満、とても幸せです。
実際に効果が証明されていますのでオススメですよ。(笑)

TNP(低燃費)

『TNP』は、『3つの袋』のように意味を説明しながら使うフレーズ。
『TNP』は低燃費の頭文字です。

  • 『低』:いつまでも低姿勢で相手を思いやる
  • 『燃』:燃えるような愛情を忘れずに
  • 『費』:結婚生活にお金は大切なので無駄遣いをせずしっかり管理すること

といった、結婚生活で大切なことを表しています。

5本の指

『5本の指』は、指を見せながら説明していくスピーチネタ。
『3つの袋』と同じで、結婚生活に大切なものを伝えるフレーズです。

『5本の指』の参考文例

人生の先輩として、結婚生活に大切な『5本の指』の話をさせていただきます。

まずは『親指』、親を大切にしてください。
これまで育ててくれたご両親への感謝の気持ちを忘れないでください。

次は『人さし指』、これまでに出会いお世話になった人、これから新たに出会う人など、人を大切にしてください。

そして『中指』です。
これからの新しい人生、いつまでも夫婦仲良く過ごしてください。

『薬指』、薬のいらない健康な生活を送ってください。

そして『小指』です。
もちろん変な意味ではありませんよ。
これは『約束』の指です。
夫婦で正直に、嘘偽りなく、「お互いに決めた約束は必ず守る」、そんな夫婦生活を送ってください。

まとめ

ということで今回は、結婚式スピーチで定番の『3つの袋』について解説しました。

どちらかというと主賓や上司スピーチで使われることが一般的。
しかし、小ネタ風にしたり、『3つの〇〇』とアレンジすることで、幅広い年代の方が使えるフレーズになります。

今回紹介したフレーズは、比較的よく使われるもの。
私がこれまで出席した結婚式でのスピーチで聞いたフレーズでもあります。

ぜひ皆さんも、『3つの〇〇』『5つの〇〇』や、頭文字などを使って『オリジナルのスピーチネタ』を作ってみてはいかがでしょうか。

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