皆さん余興は得意ですか?
人前でゲームを仕切ったり、歌や演奏を披露するといったことは、誰もが得意という訳ではありません。
また最近は「余興でのムービーに参加して」といった依頼も…。
「やりたくないけど断ったら失礼?」
「新郎新婦と親しくないのに余興…。」
さぁ、どうしましょう。
ということで今回は、『余興の断り方』について解説。
そもそも断って良いのか?上手な断り方などをまとめて紹介します。
目次
一度引き受けて「やっぱり無理」は失礼
初めに伝えておきます。
余興を断るのは失礼ではありません。
しかし、一度引き受けたにもかかわらず断わるのはとても失礼です。
一度余興を引き受けた場合は、よほどの事情がない限り「やっぱり無理」なんてことはやめましょう。こればかりは新郎新婦も困ってしまいますよね。
あとで急に断るぐらいなら最初から断るほうが、その後の調整などを考えても新郎新婦は助かります。
断ったら失礼なの?
余興をやりたくないのに依頼されたあなた。
あなたが一番気になるのは『そもそも断ってよいか』ということなのでは。
断っても大丈夫です
もちろん断っても大丈夫です。
私も余興を頼まれ何回か断ったことがあります。
正直いうと『面倒』だからです。
「そんな理由で断ってもいいの?」
なんて思われるかもしれませんが、もちろん新郎新婦には「面倒だから」なんて伝えません。
それなりの理由を考えて伝えます。
結婚式余興の上手な断り方
余興は頼まれたら絶対にやらなくてはダメということではありません。
何回も言いますが、断っても大丈夫です。
次は理由別に余興の断り方を紹介します。
親しくないのに頼まれた
そもそも親しくない人に余興を頼むことは少ないと思います。
私はたいして仲良くない人に余興を頼まれたことがあります。
もちろん断わりました。
たいして仲良くないのに余興なんて面倒ですよね。
行けない可能性をにおわせる
余興は招待状が届く前に依頼されることが一般的です。
仲が良くない人に余興を依頼された私は、
「結婚式に行けるかまだわからないから他の人に頼んで」
と断わりました。
直接だったので笑顔で伝えましたよ。
私の場合はこの断り方で大丈夫でした。
もしその後もしつこく依頼された場合は結婚式を欠席していたと思います。
もともと親しくないので…。
失礼な頼まれ方のときは即欠席しました
その他にも一度だけ事前連絡なく、招待状で余興を依頼されたことがあります。
そんなに親しくない人からです。
その際は失礼な人だと思ったので結婚式も欠席しました。
ものすごく仲良しならともかく、たいして親しいわけではないのに付箋だけでの余興依頼…。
正直お祝いする気にもなりませんでしたので、結婚式を『欠席』しました。
招待状には「やむをえない事情があり欠席させていただきます」とメッセージを記入し返信しただけです。
余興ムービーの断り方
最近は『余興ムービー』でのお祝いメッセージをお願いされることが増えてきました。
親しい人への場合は、もちろん快く引き受けメッセージを伝えていますが、親しくない人の場合はなるべく断っています。
私の場合の断り方は、
「芸能人みたいに上手くできないので」
「恥ずかしいから無理」
が定番です。
しっかりした理由がある場合
余興は強制ではありません。
しっかりとした理由がある場合は、その旨を伝え断っても大丈夫です。
- 歌を頼まれたが『喉を痛めている』などの病気で披露できない
- 人生を左右するような試験があり練習や打ち合わせができない
- 身内が病気や介護で大変、自身が妊娠中や小さなお子さんがいて時間がとれない
などなど。
電話もしくは直接会って断ると良いでしょう。
正直に伝えれば新郎新婦も理解してくれるはずです。
代替案を提示
「歌は無理だけどゲームとかなら大丈夫」
「余興は難しいけど、当日何か手伝えることがあれば言って」
など代案を提示すれば、新郎新婦側への印象もよくなります。
余興以外もやりたくない場合は、代案を提示せず理由だけ伝え断りましょう…。
他にもスピーチや係を頼まれている
余興以外にもスピーチや受付、撮影係などを依頼されている場合は、それを理由に断っても大丈夫です。
余裕があれば引き受けたいものですが、複数の役目はなかなか難しいもの。
「スピーチだけでも大変だから余興は勘弁して」
「迷惑をかけると悪いので余興は他の人に頼めない?」
と伝えるとよいでしょう。
基本的には断らないで引き受ける
余興といった人前で何かを披露すること、盛り上げることが苦手な方は多いと思います。
苦手な人にとっては本当に苦痛かもしれません。
でも冷静に考えてみましょう。
なぜ新郎新婦は『あなた』に余興を依頼したのでしょうか。
たくさんの友人の中から選ばれたのです
新郎新婦は「あなたに苦痛をあたえたい」なんて思ってはいません。
長い付き合いの中で『あなた』に期待する何かや、その何かを活用して祝福してもらいたい気持ちがあったのだと思います。
- 『あなた』とよく行ったカラオケがとても楽しかったから、その素敵な歌でお祝いしてもらいたい
- 『あなた』が飲み会で何気なくみせたマジックに実は感動していた
- 楽しかった部活動でいつも仲間をまとめていた『あなた』を中心に余興をしてほしい
上記に挙げたものは私の勝手な想像です。
しかし新郎新婦にはこのような考えや気持ちがあって、たくさんの友人の中から『あなた』に余興を依頼してきたのではないでしょうか。
その気持ちに応えてあげることが、新郎新婦への友情の証、祝福の気持ちになると考えます。
でもやっぱり嫌…
それでもやりたくない…。
その場合は、やりたくないという正直な気持ちを新郎新婦に伝えましょう。
それも伝えたくない場合は『欠席』をオススメします。
結婚式余興の断り方のまとめ
いかがでしたか。
結婚式の余興は正直面倒ですし、断っても失礼ではありません。
新郎新婦はあなたを困らせるために余興を依頼したのではなく、信頼できるあなたに結婚式を盛り上げてほしいのです。
よほどの理由がない限り、あなたへの信頼に対する友情の証として余興を快く引き受けてあげましょう。
『結婚式余興』は結婚式・披露宴を盛り上げる大切なプログラムです。
以下の記事では、余興を頼まれたゲストの方に役立つ『余興のアイデア』や『結婚式余興を成功に導くポイント』などをまとめて紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
『結婚式余興を頼まれた!盛り上がる・面白いアイデア&成功のポイント』