結婚式の余興を頼まれたあなた。
初めての方なら「何を準備すれば良い?」「どこで練習する?」といった事にお悩みではないでしょうか。
最近人気のダンスであれば、個人練習は自宅で良いとしても、メンバー全員でフォーメーション練習となった場合は、それなりのスペースが必要ですよね。
今回は、意外と悩む余興の準備や練習場所について紹介します。
目次
余興の準備・練習期間
皆さん、余興はいつどのように頼まれました?
余興の準備・練習期間については、新郎新婦からどのように依頼があるかでも異なります。
依頼が3ヶ月より前
ゲストに招待状を送付する前に余興を頼まれるパターン。すごく仲が良い方に依頼する、新郎新婦自身も余興に参加するといった場合に多くみられます。
ダンスの練習やムービー制作など、時間に余裕があるので拘った内容の余興が可能です。
依頼が2ヶ月から3ヶ月前
招待状が届くタイミングで余興を頼まれるパターン。このタイミングでの依頼が、もっとも多いのではないでしょうか。まだ準備・練習時間が取れるので安心です。
とはいっても、メンバー全員の都合があうとも限らないので、内容の決定は早めにおこなう必要があります。
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早めに決まってしまえば安心。ダンスなどであれば、まずは個人で練習し、スケジュールのあう日に全員で練習など、比較的調整はしやすいかもしれません。
ムービーの場合でも、撮影や編集に時間が取れるので、面白いアイデアの作品を完成させることができるでしょう。
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依頼が1ヵ月くらい前
けっこう突然のパターンです。準備・練習時間が少ないので、かなり大変。余興内容について決める時間も恐らくないでしょう...。
とにかく早めに内容を決定するのが重要。スケジュール調整もしっかりおこないましょう。
こだわりを捨て、簡単な余興で済ませる、定番の余興をおこなうという選択も必要です。
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練習場所はどうする?
余興の内容や人数などで、練習場所をどうするかは変わってきます。
私の経験からになりますが、余興別のおすすめ練習場所を紹介します。
ダンス
個人練習は自宅でも可能です。友人と一緒にといった場合や、メンバー全員でといった場合は、ダンススタジオやレンタルスペースがおすすめ。もし地元が一緒という事であれば、自治体の文化センター等にあるスタジオ施設を使うという方法もあります。
また、お金を掛けたくないという事であれば公園などの選択肢もありますが、騒音で通報されたりする恐れもありますので注意が必要です。
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歌
カラオケなど、生演奏以外で歌うと決まっているのであれば、練習はカラオケボックスが最適です。
本番会場と同じ設備なら完璧ですが、それはなかなか難しいもの。
念のため、原曲のキーと自分のキーなどをメモしておくと良いでしょう。
バンド演奏・生演奏
ギターやベース、ドラムでおこなうバンド演奏の場合は、一般的な音楽スタジオが最適です。練習は、いつものバンド練習と同じ場所で問題ありません。
ピアノやバイオリンの生演奏についても、練習はいつも使っている練習場所で大丈夫でしょう。
ピアノなどの生演奏で歌う
ピアノやバイオリンの奏者と一緒に歌を練習したい場合は、ピアノスタジオや各自治体にある文化センターなどがおすすめです。
また、演奏だけを録音してもらい、カラオケボックスや音楽スタジオで練習するという方法もあります。
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ゲーム・クイズなどの出し物系
司会進行や全体の流れなどを、本格的に通しで練習したいといった場合は、レンタルスペースがおすすめ。
会社の同僚などでおこなう場合は、許可を得て社内の会議室で練習するという方法もあります。
簡単な打ち合わせ程度であれば、ファミレスやカラオケボックスで食事ついでにおこなうと良いでしょう。
余興当日までの準備・確認事項
余興当日までには、どんな準備が必要なのでしょうか。事前準備をしっかり行なうか否かが、余興の成功を左右するといっても過言ではありません。
新郎新婦や会場スタッフへの確認は内容をまとめて1、2回で済むようにおこないましょう。
何回も質問を受け付けられる程、新郎新婦も会場係の方も暇ではありません。かえって迷惑になるような事はやめましょう。
機材の確認
ムービー系の余興をする方は、絶対に怠ってはいけません。とても重要な確認事項です。早めに確認すると良いでしょう。
この準備を怠ると、皆さんが心を込めて作ったムービーが、本番当日に放映できない場合があります。
新郎新婦もしくは会場に連絡し、作成したムービーが放映可能か確認します。DVD-Rは大丈夫でもDVD-RWはNGなど、記録メディアによるトラブルは意外と多いので注意しましょう。
衣装の準備
余興で使う衣装をレンタルするといった場合は、レンタルショップと送付場所や日時について調整します。
人気の衣装は早めに予約しないと在庫が無くなる場合もありますので注意しましょう。
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控室・着替え場所の確認
全員で衣装を揃えてのダンスなどでは、着替えが必要になります。特にメンバーが多い場合は大変です。
当日トイレで着替えることになった...などといったトラブルを避けるためにも、必ず事前に確認しましょう。
音響設備関連
会場の設備で歌を披露する場合は、自身のキーなどを予め音響係に伝えておくと安心です。
練習とは異なるキーで歌うはめになり、大失敗に終わる可能性もありますので注意しましょう。
演奏機材の搬入・設置
バンド演奏や生演奏を行なう場合は、会場の機材を使用可能か、どのように搬入するかといった確認も重要です。
ドラムやピアノといった大型の機材は、会場にあるものを借りることができれば何も問題ありませんが、搬入する場合は大変です。詳細をしっかりと打ち合わせるようにしましょう。
リハーサル
結婚式当日の前や、披露宴の直前にリハーサルができるのであれば、本番会場での練習を行ないましょう。
「平日でしたら」といった具合に、結婚式場側から許可がいただける場合もありますので、相談してみると良いでしょう。
また入退場時の曲や、司会者の方に「このタイミングでこんな事を言ってほしい」といった要望も、予め伝えておくと良いでしょう。
ダンスやパフォーマンスの場合ではスペースの確認を、バンド演奏などの場合は音量の調整などをしっかり行ないましょう。
ダンスなどの場合は、披露宴会場の間取り図等からイメージするか、だいたいの広さを教えてもらい、それに合わせたフォーメーション練習をすると良いでしょう。
バンド演奏の場合は、演奏直前にお祝いの挨拶等でつなぎながら30秒程度で音量調整すると良いでしょう。バンドメンバー以外の方に、会場の後方から○×の合図を送ってもらうという方法がおすすめです。
『結婚式余興』は結婚式・披露宴を盛り上げる大切なプログラムです。
以下の記事では、余興を頼まれたゲストの方に役立つ『余興のアイデア』や『結婚式余興を成功に導くポイント』などをまとめて紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
『結婚式余興を頼まれた!盛り上がる・面白いアイデア&成功のポイント』