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今回の設定は、職場の部下である女性の結婚式に、「主賓」として招待された上司のスピーチ。もちろん、実際にスピーチを行うあなたの状況とは異なりますので、あくまでも参考ということで。オリジナルのエピソードを盛り込んで、素敵なスピーチにしてくださいね。

スムーズに話した場合は、だいたい3分程度のスピーチとなる文例です。
参考にどうぞ。

【舞台設定】
上司:掛布(かけふ)さん
新郎:岡崎洋介(おかざきようすけ)さん
新婦:恵(めぐみ)さん
※登場人物、舞台設定はフィクションです・・・

導入部分

本日は、素晴らしい披露宴にお招きいただきまして、心からお礼申し上げます。

ただいまご紹介いただきました掛布と申します。

諸先輩方をさしおいて誠に僭越ではございますが、ご指名により、新婦恵さんの上司として、一言ご挨拶を述べさせていただきます。どうぞ皆様ご着席なさってください。

岡崎さん、恵さん、ご結婚おめでとうございます。
また、ご両家の皆様、このよき日をお喜び申し上げます。

注意&Point!

主賓としてスピーチする場合、年長者に対して恐縮の意を表す事と、媒酌人・新郎新婦に着席を促す言葉を忘れずに

話題・テーマ

新婦の恵さんは5年前に入社され、私の部署であります営業マーケティング部に配属されました。

この部署は、私どもの取り扱っている商品をご愛用いただいているお客様と、商品に関する感想や意見を交わし、次の商品開発に活かすといった事を主に行っております。
営業や接客といったセンス、商品知識や専門的な技術知識も必要となる、大変難しい仕事でございます。

正直、恵さんが初めて配属となった際は、どの程度勤まるかと心配はしておりましたが、彼女はそのような私の考えを見事にはねのけ、大変素晴らしい活躍をしてくれております。

恵さんはとても勉強家であり、わからないことは周囲の者に確認し、その内容を一冊のノートにまとめるといった努力を重ねてきました。さらに恵さんは持ち前の好奇心旺盛な明るい性格で、難しいお客様の対応や新しい仕事にも積極的に取り組んでくれております。

今では、どんなお客様でも安心して彼女にお任せできます。

恵さんには、やさしく朗らかな性格、素敵な笑顔という魅力もあり、多くのお客様から大変信頼されております。
この度、恵さんから結婚の話を聞きまして、まず感じました事は、彼女ならば、ご新郎の岡崎さんとも、必ずやゆるぎない信頼関係を結ぶであろうということでした。

信頼関係というものは相手への理解からはじまります。
結婚生活を始めたら、「おや?こんなはずではなかった」と思われることも、きっと出てくるでしょう。
そんなときはお二人にぜひ、「理解しあう」という事を思い出していただきたいと思います。

結び部分

ご新郎の岡崎さんには、本日はじめてお目にかかりましたが、大変誠実な方とお見受けいたします。どうぞこれからは、互いに手を取り合い、末永く明るいそして楽しい家庭を築いてください。

お二人の幾久しいお幸せと、ご両家のご繁栄を祈念いたしまして、私からのご祝辞とさせていただきます。

注意&Point!

初対面の新郎については、「誠実」、「堅実」、「実直」といった、無難な表現で褒めると間違いないでしょう・・・