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結婚式・披露宴の締めとして、ゲストへの感謝の気持ちやこれからの抱負を伝える『新郎謝辞』。楽しい結婚式を締めくくる大切な挨拶です。

新郎にとって緊張する場面だけに、

「挨拶の時間はどのくらい?」
「カンペを読んでも良い?」
「どんな話をすれば良いか文例を知りたい」

など、お悩みの方も多いのでは。

ということで今回は、『結婚式での新郎謝辞』について解説。

基本的なポイントや、すぐに使える文例&フレーズ集をまとめて紹介します。

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新郎謝辞の基本ポイント

新郎からゲストへ感謝の言葉を伝える『新郎謝辞』。
結婚式・披露宴の締めくくりとなる大切な挨拶です。

文例&便利なフレーズを紹介する前に、まずは新郎謝辞の基本ポイントを紹介します。

新郎謝辞・挨拶の長さは?時間の目安

結婚式における新郎謝辞は、ゲストにお礼を伝える大切なシーンです。
ゲストに対して、しっかりとお礼の気持ちを伝えましょう。

時間の目安は2~3分

新郎謝辞の時間の目安は『2~3分』です。

だらだらと長い挨拶は、聞いているゲストも退屈なもの。

NHKのアナウンサーには「1分間300文字でゆっくり話す」というルールがあるそうです。
2~3分という長さであれば、600文字から1000文字を目安に、謝辞の原稿を作ると良いでしょう。

新郎謝辞ではカンペを見てもOK!用紙は?

しっかりとした挨拶が重要な新郎謝辞。
緊張しやすい方や原稿を覚える自信が無い方などは、『カンペ』を見ながら話しても構いません。

カンペを見ながら話すことに対しての『断りの一言』も不要です。

棒読みに注意

原稿を見ながらの謝辞は大丈夫ですが、カンペに頼りすぎるのは考えものです。

感謝の気持ちを伝える部分、今後の抱負や決意を述べる部分などは、ゲストの方々をしっかりと見ながら話しましょう。

ずっとカンペを見たまま棒読みになってしまわないよう、事前練習をしっかりおこなうことが重要です。

どんな用紙がオススメ?

宴の始まりを伝える『ウェルカムスピーチ』では、『カンペ』と堂々と書かれた紙を持って話すのも面白い方法の一つです。
しかし新郎謝辞は、結婚式・披露宴の締めとして、お礼や今後の抱負を伝える挨拶。
無理に笑いをとる必要はありません。

新郎謝辞でのカンペは、よほどカジュアルな雰囲気を除き『シンプルな用紙』がオススメ。
紙の大きさは『A5サイズ程度の二つ折り』など、自分が確認できる程度のものが良いでしょう。

謝辞を聞いているゲスト側からもカンペは見えます。
シワシワで汚れているような紙は避け、キレイな用紙を準備しましょう。

新郎謝辞の構成について

新郎謝辞は『導入』『展開(中心の話題)』『結び』といった3つで構成するのが基本です。

導入

謝辞の導入部分では、ゲストへのお礼を主に伝えます。

  • 結婚式・披露宴に集まってくれたことへのお礼
  • 温かい祝福をいただいたことへのお礼

この2つのお礼は必ず伝えましょう。

文例:ゲストへのお礼

本日はご多用中にもかかわらず、私たちの結婚披露宴にご列席いただき、心より感謝いたします。

日ごろより親しくしていただいております皆さまに、こうして私たち二人のスタートを祝福していただき、このうえない幸せを実感しております。本当にありがとうございます。

展開(中心の話題)

謝辞の中心的な話題の部分となる展開部分では、挙式・披露宴の趣旨や感想、なれそめや交際エピソード、今後の抱負や新生活への決意などを伝えます。

新郎謝辞において、『新生活への抱負・決意』は必ず伝えたい大切なメッセージ。

展開部分には必ず二人の今後をイメージさせるような言葉を入れましょう。

文例:新生活への抱負・決意

これまでは恋人でしたが、これからは夫婦です。

二人で同じ方向を向き、皆さまからいただいた祝福を忘れることなく、一歩一歩前進を続けたいと思います。

文例:新生活への抱負・決意

今日から私たちは新しい生活をスタートさせます。

本日、皆さまからいただいた温かい言葉ひとつひとつを胸に刻み、夫婦二人で助け合い、力をあわせて幸せな家庭を築いていきます。

結び

謝辞の締めとなる結び部分では、今後のおつきあいや指導のお願い、あらためて感謝の言葉を伝えます。

文例:結びの言葉

まだまだ未熟な二人ですが、皆さまどうぞ末永く、ご指導とご支援をよろしくお願いいたします。

皆さま本日は、本当にありがとうございました。

新郎謝辞の文例&便利なフレーズ集

新郎謝辞の文例や、そのまま使えるフレーズ集を紹介します。

全文:フォーマルな新郎謝辞の文例

フォーマルな雰囲気の結婚式に適した『新郎謝辞』を全文で紹介します。

本日は、ご多用中にもかかわらず、私どもの結婚披露宴にご列席を賜り、誠にありがとうございました。

皆さまからの心温まるご祝辞や励ましの言葉をたくさん頂戴し、感激で胸がいっぱいでございます。

本日、こうして二人そろって皆さまの前に並んで立ち、初めて夫婦になったという実感がわいてまいりました。

まだまだ未熟な私たちではございますが、皆さまからいただいた心温まるご祝辞や励まし、今日この感動を胸に刻み、二人で明るく温かい家庭を築いていきたいと思います。
今後とも今までと変わりなく、ご指導賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。
本日は本当にありがとうございました。

全文:カジュアルな新郎謝辞の文例

カジュアルな雰囲気の結婚式に適した『新郎謝辞』を全文で紹介します。

本日は貴重な休日にもかかわらず、私たち二人のためにご出席いただき本当にありがとうございました。
皆さんと一緒に素晴らしい時間が過ごせ、とても幸せに感じております。

本日の結婚式には、本当に親しい方たちにお集まりいただきました。
皆さまの人柄にふれ、私たち二人はこんな素敵な人たちに囲まれているんだと、あらためて実感しております。

私たちらしく賑やかなパーティーにしたいと考え、ゲームなど様々な演出を二人で考えました。皆さん楽しんでいただけましたでしょうか。

○○さん、○○さん、○○さんの3人には、素晴らしいダンス余興を披露していただき、そのクオリティの高さに驚きました。
また、○○さん、○○さんの2人に作っていただいた余興ムービーも、面白さと温かいメッセージが盛りだくさんで、とても感動しました。
皆さん、私たちの結婚パーティーを盛り上げていただき、本当にありがとうございました。

今日から新しい生活がスタートします。
私は菜七子の笑顔が大好きです。
菜七子の笑顔がたくさん見られる、明るく楽しい家庭を築いていきたいと思います。

これからも皆さんには、何かとお世話になるかと思います。
私たち二人が壁にぶつかったときには、どうか相談にのってください。
これからもお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は、本当にありがとうございました。

新郎謝辞:導入フレーズ集

新郎謝辞の導入部分で使えるフレーズ集です。

導入部分では『出席してくれたことへのお礼』『祝福に対してのお礼』を伝えます。
会場スタッフの方への感謝を、導入部分で伝えるのも良いでしょう。

一般的なフレーズ

本日はお忙しいところ、私どもの結婚披露宴にお越しいただき、誠にありがとうございました。

こうして多くの皆さまにお集まりいただき、祝福や励ましのお言葉を頂戴し、大変嬉しく思っております。

本日は、このように多くの皆さまに、私たち二人の門出にお立ち会いいただきまして、本当に感謝しております。

皆さまの前で結婚のお披露目ができ、たくさん祝福していただいたこと、大変嬉しく思っております。

カジュアルなフレーズ

本日はせっかくの休日にもかかわらず、私たちのために、こんなにも多くの方にお集まりいただき大変感激しております。

先ほどから皆さまにいただいた、たくさんの祝福、激励の言葉、本当にありがとうございます。

こんなにもたくさん祝福していただける私たちは幸せものです。

季節や天候にふれたフレーズ

本日は、たいへんお寒い中、私たちのためにお集まりいただき、ありがとうございました。

皆さまに見守られながら、新しい一歩を踏み出せることは、私たち二人にとって大変幸せなことです。

本日は大変な猛暑にもかかわらず、お集まりいただきありがとうございます。

そんななか、私たちのアツアツぶりを披露することとなり、感謝しながらも恐縮しております。

会場スタッフへのお礼

本日はお忙しいなか、私たちの結婚披露宴にお越しいただき、誠にありがとうございました。
皆さまのおかげで大変素晴らしい時間が過ごせ、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、準備期間がほとんどなかった私たちのために、親身になってアドバイスをしてくださった会場スタッフの皆さま、本日は私たち二人の理想の結婚式となりました。
あらためてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

新郎謝辞:展開(中心の話題)の文例集

新郎謝辞の展開部分の文例&フレーズ集です。

謝辞の中心となる部分ですので、文例はあくまでも参考に。
『あなたの伝えたいこと』を原稿に盛り込みましょう。

『新生活への抱負・決意』といった、今後の二人をイメージさせる言葉を忘れずに伝えます。

文例:両親への感謝を伝える

まことに恐縮ですが、両親にも一言感謝の言葉を言わせてください。

父さん、母さん、今まで育ててくれてありがとう。
普段は照れくさいので、あまり言葉では伝えられませんが、本当に感謝しています。
そして、菜七子のお父さん、お母さんには、新しい息子が一人増えたと思ってもらえたら幸せです。
これからは菜七子と一緒に、たくさん親孝行をしていきます。

これから私たちは新しい生活をスタートさせます。
本日皆さまからいただいた励ましの言葉を胸に刻み、夫婦二人で力をあわせ、温かい家庭を築いていきたいと思います。

文例:おめでた婚の場合

披露宴の冒頭でもお伝えしましたが、今年の秋ごろに父親と母親になります。

初めての経験ですので、もちろん不安もありますが、それ以上に喜びと期待でいっぱいです。

本日皆さまからの温かいお言葉をいただき、あらためて夫として、父親として、さらなる自覚を持たなければならないと、その責任を痛感いたしました。

これからは皆さまからのご指導を賜り、幸せな家庭を築いていきたいと思います。

文例:既に入籍済みの場合

披露宴の初めにも紹介がありましたが、私たちは半年ほど前に入籍し、既に一緒に生活を始めております。

毎日が新鮮でとても楽しい夫婦生活です。
既に何名かの友人が遊びに来てくれましたが、ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄りください。

自宅の近くには、県内でも有名な桜並木があります。
春には桜が満開となり、大変美しい景色を堪能できますので、ぜひお花見がしたいという場合は我が家にお越しください。
お待ちしております。

新生活への抱負・決意フレーズ

メインエピソードの有無に関わらず、『抱負・決意』は必ず伝えましょう。

本日私たちは、恋人から夫婦になりました。

これからは二人で同じ方向へ、一歩一歩進んで行きたいと思います。

これから私たちは新しい生活をスタートさせます。

本日皆さまからいただいた祝福、励ましの言葉を胸に刻み、夫婦二人で力をあわせ、共に成長しながら温かい家庭を築いていきます。

新郎謝辞:結びフレーズ集

新郎謝辞の結び部分で使えるフレーズ集です。

今後のお付き合いや指導のお願い、あらためてお礼の言葉を伝えましょう。

一般的なフレーズ

まだまだ未熟な二人ではございますが、これからもご指導、ご支援いただきますよう、心よりお願い申し上げます。

本日は、本当にありがとうございました。

本日は長い時間お付き合いいただき、ありがとうございました。

皆さまには、これまで以上にご指導、ご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

結びになりましたが、皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたしまして、私からのご挨拶とさせていただきます。
本日はありがとうございました。

まとめ

いかがでしたか。

新郎謝辞について基本ポイントや、すぐに使える文例&フレーズ集を紹介しました。

出だしの挨拶(導入部分)や結びの言葉は、定番ともいえるフレーズですので、今回紹介した文例をそのまま使っても大丈夫です。
ただし、中心の話題については『あなた自身のエピソード』を伝えることが重要。

どこかで聞いたことがあるような謝辞ではなく、あなたらしい言葉で感謝の気持ちを伝えましょう。