最近流行のスタイル『バイカラー』。
『ツートンカラー』とも言われる、異なる配色を組み合わせたスタイルです。
ところが、「結婚式のお呼ばれドレスで『バイカラー』を選ぶのはNG」なんて噂も…。
結論から先にお伝えしますと、バイカラードレスは絶対NGというわけではありません。
カジュアルなスタイルの結婚式であれば大丈夫です。
とはいえ、
「配色が白・黒のバイカラードレスは?」
「縦に2色のバイカラードレスでも?」
「親族や受付係が着ても良いの?」
など、いろいろと悩みますよね。
ということで今回は、『結婚式でのバイカラードレス』について解説。
結婚式での『バイカラードレスマナー』から、女性ゲストの皆さんが気になる『おすすめバイカラードレス&参考コーデ』まで、まとめて紹介します。
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掲載画像について
結婚式でのスカート丈は『ひざ下丈』など長めの丈がマナーです。
掲載画像ではモデルさんの身長等により『ひざ上丈』になっているものもあります。
あくまでも配色や小物との組み合わせといった、『コーディネートの参考』としてご覧ください。
目次
バイカラードレスとは
『2色使い』という意味の『バイカラー』。
『ツートンカラー』も意味は同じです。
上下で異なる配色はもちろん、縦に2色のデザインなど種類は様々。
バイカラーのドレス&パンツスタイルは、最近のパーティーシーンでもトレンドとなっています。
画像:バイカラードレス
画像:バイカラーパンツドレス
画像:縦のバイカラードレス
結婚式のお呼ばれドレスは『レンタル』が便利です。
結婚式ではダメなの?バイカラードレスの基本マナー
「結婚式のお呼ばれではバイカラーのドレスはダメ」
といった噂がありますが、実際はどうなのでしょう。
日本フォーマルウェア協会認定の『フォーマルスペシャリスト資格』を持つ私がズバリ解説。
さらに『フォーマルショップスタッフ』&『マナー講師』といった知人にも確認してみました。
バイカラードレスは大丈夫!
結論から言います。
バイカラーのワンピースやパンツドレスを、結婚式で着用してもマナー違反にはなりません。
バイカラードレスで結婚式にお呼ばれしても大丈夫です。
バイカラードレスは上下異なる配色や2色使いであることから、
「色が分かれている=別れ」
といった意味で縁起が悪い…なんてことのようですが、この理由には何の根拠もありません。
ただしカジュアル寄りのスタイル
「縁起が悪いからNG」という理由には何の根拠もありません。
しかし『フォーマルの視点』から考えると、バイカラードレスはカジュアル寄りのスタイル。
先ほど紹介したバイカラードレスを改めて確認すると、何となくカジュアルな雰囲気に感じませんか。
ドレスの配色においては、単色無地の方が『よりフォーマルなスタイル』です。
2色使いといったバイカラーのドレスは『カジュアルな印象』。
フォーマルの視点からは格下の扱いになります。
カジュアルな結婚式で
フォーマルドレスとしては格下の扱いとなる『バイカラードレス』。
しかし招待された結婚式が、『カジュアルなスタイル』であれば何も問題もありません。
フォーマルショップで働く知人に話を聞くと、
「格式高い結婚式に招待された方には『バイカラードレス』をオススメしない」
とのことでした。
- 結婚パーティー
- 二次会
などでは、個性的なドレススタイルとして大活躍。
『バイカラードレス』はカジュアルウェディングにオススメなアイテムです。
あわせて読みたい
上半身が白系のバイカラードレスでも大丈夫?
「上半身が白っぽいバイカラードレスは大丈夫?」
ということを気にされる方もいらっしゃるようです。
上半身しか見えないことが多い着席時。
他のゲストの方から、
「新婦の白を着ている…」
と、思われてしまう可能性も考えられます。
勘違いされない工夫が必要
上半身が白っぽいバイカラードレスは、『絶対にNG』ということではありません。
ただし出席者の中には、それをマナー違反と思う方がいらっしゃる可能性があります。
上半身が純白やオフホワイトのバイカラードレスは避けた方が無難です。
また白に近い色の場合も注意が必要。
濃い色の羽織り物をあわせるなど、白い服装と間違われないようなコーディネートにすると良いでしょう。
ベージュもダメ?
純白やオフホワイトに近い色のベージュについては避けた方が無難です。
しかし、色味の強いベージュ(ピンクベージュやアプリコットベージュなど)は特に問題ありません。
『レースボレロ』を上手に活用したバイカラードレスなら白系でも大丈夫。
ワンピース部分が透けて見えるデザインなので安心です。
画像:オフホワイトのレースボレロドレス
このベージュは大丈夫かな?
『純白』や『オフホワイト』に比べれば、色味の濃いベージュ。
しかし、会場の照明によっては『白』に見えてしまうことも。
どうしても気になる方は、
- 最初から避ける
- 羽織りものをあわせる
- レースボレロ風のドレスデザインを選ぶ
といった工夫をオススメします。
親族・受付係のバイカラードレスマナー
親族はゲストを迎える側の立場のため、よりフォーマル感の高い服装が求められます。
比較的年齢の若い方に人気のバイカラードレスですが、新郎新婦の姉妹やいとこなど、親族の方は避けた方が無難。
よりフォーマル度の高い、単色のワンピースドレスなどをオススメします。
また受付係を依頼された場合も、バイカラードレスは避けた方が無難。
『主催者側の立場』となる受付係は『フォーマル度の高い装い』にすることが大切です。
親族の方と同じく、バイカラー以外のドレスをオススメします。
→詳しく解説
『結婚式での女性親族の服装(ドレス・着物)マナー!既婚・未婚、年代別に解説』
『結婚式の受付係の服装マナー!男性&女性必見の参考コーデを画像解説』
結婚式お呼ばれ!オススメのバイカラードレス&コーデ集
カジュアルウェディングや二次会などでは、華やかな装いとして活躍しそうなバイカラードレス。
ということで、結婚式お呼ばれにオススメ&参考になるコーディネートをいくつか紹介します。
黒&ベージュのバイカラードレス
上半身は黒レース&下半身がベージュのバイカラードレス。
コントラストがきいた配色がエレガントな雰囲気のドレスです。
画像:黒&ベージュのバイカラードレス
ベージュ&マスタードカラーのバイカラードレス
大人っぽい配色が美しいバイカラードレス。
シフォンボレロ&マーメイドシルエットが女性らしさを引き出す魅力的なドレスです。
画像:ベージュ&マスタードカラーのバイカラードレス
ホワイト&ブラックのバイカラードレス
白系のシアーブラウス&ブラックワンピースのバイカラードレス。
エレガントで大人っぽい雰囲気が楽しめるドレスです。
画像:ホワイト&ブラックのバイカラードレス
アイボリー&ブラックのバイカラードレス
都会的な雰囲気を醸し出すアイボリー&ブラックのバイカラードレス。
ラッフルスリーブで可愛らしさもプラスされた魅力的なドレスです。
画像:アイボリー&ブラックのバイカラードレス
ブラック&ダルブルーのバイカラーパンツドレス
黒のブラウス風レース&ダルブルーのバイカラーパンツドレス。
全体的に落ち着いた色ながら、華やか&上品な雰囲気を醸し出すパンツドレスです。
画像:ブラック&ダルブルーのバイカラーパンツドレス
アイボリー&ブラックのバイカラーパンツドレス
トップスがペプラムデザインのアイボリー&ブラックのパンツドレス。
都会的な女性の雰囲気を楽しめるパンツドレスです。
画像:アイボリー&ブラックのバイカラーパンツドレス
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まとめ
ということで今回は、結婚式お呼ばれでのバイカラードレスについて解説しました。
カジュアルなスタイルの結婚式であれば、バイカラードレスでお呼ばれしても大丈夫です。
特に二次会や結婚パーティーなどには最適。
他のゲストとは異なる『個性的なスタイル』を演出できるのでオススメです。
上下のバイカラーや縦のバイカラーはもちろん、ワンピースドレスやパンツドレスなどデザインの種類も様々。
あなたにピッタリのバイカラードレスで、結婚式の雰囲気を楽しみましょう。
結婚式のお呼ばれドレスは『レンタル』が便利です。
久しぶり&初めて結婚式に招待された皆さん。
失礼&笑われないよう『結婚式での基本マナー』を覚えておきましょう。