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結婚式に『主賓』として招待された女性の皆さん。
また『主賓の妻』という立場で結婚式に出席する皆さん。
結婚式当日に着ていく服装はお決まりですか。

主賓はゲストの代表という立場のため、装いにも品格が求められます。

「主賓女性や主賓の妻に相応しい服装が知りたい」
「50代の主賓女性にオススメの服装は?」
「40代だけど主賓女性のコーデが気になる」

など、いろいろとお悩みなのでは。

ということで今回は、『結婚式の主賓(女性)の服装&コーデ』について解説。

  • フォーマルスペシャリスト資格取得
  • マナー・プロトコール検定取得
  • レンタルドレスショップ元店員

といった資格・経歴を持つ筆者が、

  • 結婚式の主賓として招待された女性
  • 主賓の妻として出席する方

に相応しい服装を、わかりやすく画像で紹介します。

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この記事を書いた人

Kaori

埼玉県さいたま市生まれ。東京育ち。
年齢は40代から50代を行ったり来たり(笑)
ブライダル業界やレンタルドレスショップ勤務などの経験を経て、現在はウェディング系ウェブライターとして活動中。

取得資格:フォーマルスペシャリスト、マナー・プロトコール検定など

主賓女性の服装選びのポイント

『主賓』の服装には、その立場にあった品格が求められます。
つづいては、主賓として招待された女性や主賓の奥様が、お呼ばれドレスを選ぶ際のポイントを紹介します。

主賓の服装には『品格ある華やかさ』が大切

主賓の服装には、『品格ある華やかさ』が大切です。
ゲストの代表だからと、

  • 華やかさだけを求め悪目立ちする

のは、主賓としての品格を疑われます。

結婚式・披露宴では、主賓挨拶などでゲストの前に立つこともあるでしょう。
新郎新婦やご両親、親族の方々、他のゲストからも注目される立場として、結婚式というフォーマルな場にあった装いで出席することが重要です。

地味過ぎず派手過ぎず

結婚式というお祝いの場ですから、華やかなドレスで出席することがポイント。

黒ドレスを選ぶ場合は、『全身真っ黒』というコーディネートはNG。
アクセサリーや羽織もので明るさ・華やかさをプラスすることが重要です。

また、鮮やかな色のドレスを選ぶ場合は、彩度や明度を抑えたものがオススメ。
例えば、赤系のドレスを選ぶ場合などでは、『ワインレッド』といった落ち着いた色にすると、主賓女性や主賓の奥様にピッタリの上品な印象になります。

参考画像:ワインレッドのドレスコーデ

主賓女性は『準礼装』が基本

他の来賓(ゲスト)を代表する立場の『主賓』。
『主賓』には、その立場に相応しい品格や装いが求められます。

  • 結婚式に主賓として招待された女性
  • 主賓の奥様として出席する方

の服装は、正礼装に準じた装いである『準礼装』が基本です

セミアフタヌーンドレス

女性の洋装スタイルにおける昼の準礼装は『セミアフタヌーンドレス』。
昼の装いのため、『光らない素材』や『肌の露出が少ない』といったことが特徴です。

参考画像:ネイビーのセミアフタヌーンドレス

デコルテライン&袖部分のレースが華やかな印象のネイビーの長袖ドレス。
パールネックレスをあわせることで、主賓女性らしく、より上品な装いになります。

カクテルドレス

女性の洋装スタイルにおける夜の準礼装は『カクテルドレス』。
ノースリーブドレスなど『肌の露出が多め』の華やかな印象のドレスです。

日本の結婚式では

日本の結婚式・披露宴では、昼の時間帯でも『カクテルドレス』を着用する習慣があります。
昼の結婚式で『カクテルドレス』を着用する場合は、『ボレロ』『ジャケット』などの『羽織もの』で肌の露出を抑えることが大切。
その他、パールなど『昼のアクセサリー』を上手にコーディネートすると良いでしょう。

参考画像:黒のカクテルドレス

黒の『カクテルドレス』は、その落ち着きある雰囲気が大人の女性にピッタリ。
夜の結婚式に招待された主賓女性の方にオススメです。

参考画像:黒のカクテルドレス(昼の装いとして)

先ほどの紹介した黒の『カクテルドレス』に、『ボレロジャケット』をあわせたスタイル。
『羽織もの』を使って肌の露出を抑えることで、昼の結婚式でも『カクテルドレス』を着用することが可能です。

ディナードレス

『カクテルドレス』同様、『ディナードレス』も女性の洋装スタイルにおける夜の準礼装です。

『カクテルドレス』と『ディナードレス』は同格。
衿なしで袖付きのロングドレス形式が基本で、夜の装いらしく『光る素材』が使われているのが特徴です。

参考画像:ネイビーのディナードレス

イブニングウェアで有名なブランド『Alex Evenings』。
華やかなラメデザインのトップスが印象的なネイビーの『ディナードレス』です。

日本の結婚式では

日本の結婚式・披露宴では、昼の時間帯でも『ディナードレス』を着用する習慣があります。
昼の結婚式で『ディナードレス』を着用する場合は、パールなど『昼のアクセサリー』をコーディネートすると良いでしょう。

和装(着物)の場合

和の礼装では、洋装のような『昼と夜の違い』はありません。
着物を着る人が『未婚か既婚か』によって異なります。

主賓女性には訪問着がオススメ

主賓女性が着物で出席する場合は、『訪問着』がオススメです。

『訪問着』は洋装でいう『セミアフタヌーンドレス』と同格の『準礼装』。
未婚・既婚を問わず着用できます。

主賓として出席する場合は、格調高い古典柄などを選ぶと良いでしょう。

留袖といった第一礼装も

主賓という立場での出席ですので、和装の第一礼装でもある『留袖』『振袖』を着るのも良いでしょう。

  • 主賓の妻として出席する場合、既婚の女性であれば『色留袖』
  • 未婚の女性であれば『振袖』

でお呼ばれするのも素敵です。

ただし、主賓といえど招待客という立場ですので、親族の方々よりは一歩控えた装いが大切。
また招待してくださった家の考え方や、結婚式の形式によっても変わってきます。

事前に両家親族の装いを確認したうえで、どんな着物にするか決定するのがオススメです。

羽織ものを選ぶなら『ジャケット』・『ストール』

ドレススタイルに『羽織もの』をプラスするのも良いでしょう。
主賓女性の方には、

  • ジャケット
  • ストール・ショール

がオススメです。

参考画像:ドレス&ジャケットコーデ

『ジャケット』は着丈や袖丈が長めということもあり、『ボレロ』より大人っぽく落ち着いた印象に。
最近は前留めがなく着丈・袖丈が長めの『ジャケット風ボレロ』も人気です。

参考画像:ドレス&ストール・ショールコーデ

『ストール』『ショール』は、結び方や巻き方で様々な雰囲気が楽しめます。
エレガントな雰囲気を演出できる主賓女性にオススメの羽織ものです。

夫婦で招待されたら服装の『格』をあわせる

主賓として夫婦で招待された場合、旦那様の当日の服装と『格』をあわせることがポイントです。

主賓の服装の基本は『準礼装』。

  • 旦那様が洋装(スーツスタイル)
  • 奥様が和装(着物)

といった場合でも、装いの『格』が同じであれば大丈夫です。

男性の準礼装

昼の結婚式
  • ディレクターズスーツ
  • ブラックスーツ(昼夜兼用:やや格下)
夜の結婚式
  • タキシード(正礼装としても)
  • ブラックスーツ(昼夜兼用:やや格下)

女性の準礼装

昼の結婚式
  • セミアフタヌーンドレス
夜の結婚式
  • カクテルドレス
  • ディナードレス
和装(昼夜問わず)
  • 色留袖(三つ紋・一つ紋)
  • 訪問着(格調高い柄のもの)
  • 色無地(三つ紋・一つ紋)

男性、女性の装いの格については、以下の記事を参考にしてください。

年代別に紹介!オススメの主賓女性コーデ

  • 主賓として招待された女性の方
  • 主賓の奥様として出席される方

にオススメの服装を年代別に紹介。
結婚式当日の服装を決める際の参考にどうぞ。

50代以上の主賓女性に!オススメのコーデ

50代以上の主賓女性、主賓の奥様にオススメのコーディネートを紹介します。

参考画像:スリット袖ダークグレードレス

レースのスリット袖が個性的&エレガントな雰囲気のダークグレードレス。
パールアクセサリーやシルバーのバッグをプラスして、明るく華やかな印象に。
品格ある大人の主賓女性にピッタリのドレススタイルです。

参考画像:シャーリング袖ネイビードレスコーデ

シアー素材のショートボレロがネイビードレスに抜け感をプラス。
50代以上の主賓女性にオススメの、大人エレガントなドレススタイルです。

参考画像:ツイードジャケット&ベージュワンピースコーデ

華やかな彩りのツイードジャケット&ベージュワンピースのコーデ。
ジャケットを活用したフォーマルスーツは、50代以上の主賓女性にオススメのスタイル。
胸元にコサージュをプラスすれば、より結婚式にピッタリの華やかな印象になります。

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40代の主賓女性に!オススメのコーデ

40代の主賓女性、主賓の奥様にオススメのコーディネートを紹介します。

画像:テラコッタカラーの袖ありドレス

主賓女性にピッタリな、大人っぽく上品なテラコッタカラーの長袖ドレス。
女性らしいウエストリボンも特徴的。
テラコッタのほか、ネイビー、ピーコックグリーンと、大人っぽい上品なカラーが揃ったドレスです。

出典楽天市場:パーティードレス通販!PourVous様

画像:ワインレッドのレース切替ドレス

デコルテラインと袖部分のレースが美しいワインレッドのドレス。
エレガントな雰囲気のドレープが特徴的。
40代の主賓女性にピッタリの、上品な印象のドレスです。

出典ドレスレンタルショップ Cariru様

画像:ネイビーのチュールドレス

結婚式お呼ばれドレスの定番色でもあるネイビー。
清楚な雰囲気のチュールドレスなら、他のゲストとは異なる印象に。
主賓として出席する女性を、優雅かつ上品なイメージに演出してくれるドレスです。

出典ドレスレンタルショップ Cariru様

30代の主賓女性に!オススメのコーデ

30代の主賓女性、主賓の奥様にオススメのコーディネートを紹介します。

画像:ブルーグリーンのチュールドレス

明るい色ながら、落ち着いた印象のブルーグリーンドレス。
クラシカルな雰囲気のレースドレスが女性らしさを演出。
30代の主賓女性にピッタリの、大人可愛いドレスです。

出典ドレスレンタルショップ Cariru様

画像:ピンクベージュドレス&ジャケット

上品で落ち着いた印象のピンクベージュのプリーツドレス。
柔らかな色のジャケットを羽織って、大人っぽさをプラス。
30代の主賓女性にオススメのドレス&ジャケットスタイルです。

出典ドレスレンタルショップ Cariru様

画像:ネイビーの長袖レースドレス

総レースで仕上げられたネイビーの長袖ドレス。
主賓女性にオススメの、クラシカルで上品な印象のドレスです。

出典楽天市場:パーティードレス通販!PourVous様

迷ったらレンタルドレスがオススメ

『初めて主賓として招待された方』や『コーディネートに自信がない方』、『結婚式にお呼ばれする機会が多く「毎回同じ服装はイヤ!」という方』には、料金も安いレンタルドレスがオススメです。

ドレス単体はもちろん、ドレスとアクセサリーや羽織ものがセットになった『ドレスセット』もあり簡単にコーディネートが可能。
その他、バッグや袱紗などの小物類もレンタルできます。

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ドレスセットも充実しているのでコーディネートに自信がない方も安心です。
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まとめ

ということで今回は、『結婚式での主賓女性&主賓の妻の服装』について解説しました。

他のゲストの前で挨拶をするなど、意外と見られる立場の『主賓』。
その立場に相応しい、品格ある装いで結婚式に出席することが大切です。

主賓として招待してくれた新郎新婦側に失礼のないよう、キチンとした服装を心がけましょう。

主賓として招待された方へ

主賓として招待された皆さんに役立つ記事をピックアップ。
ぜひ参考にしてください。