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冠婚葬祭といった『フォーマルシーン』では、その場に適した服装のルールを守ることが大切。
もちろん結婚式においても、

  • ルールを守った装い

が求められます。

最近の結婚式では、『ドレス』『スーツ』など『洋装』を選ぶ女性が増加中。
『洋装』の場合では、

  • 結婚式がおこなわれる時間帯
  • どのような立場で招待されたか

などで、着用する装いが異なります。

『和装』の場合では、時間帯による違いはありません。
ただし、

  • どのような立場で招待されたか
  • 既婚・未婚

などで、着用する装いが異なります。
フォーマルシーンにおける『洋装』『和装』の細かいルールに、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

ということで今回は、『結婚式での女性の礼装』を徹底解説。

結婚式で役立つ、

  • 女性の礼装の基本ルール
  • 礼装の種類ごとの参考コーデ

について、わかりやすく画像付きで紹介します。

この記事を書いた人

Kaori

埼玉県さいたま市生まれ。東京育ち。
年齢は40代から50代を行ったり来たり(笑)
ブライダル業界やレンタルドレスショップ勤務などの経験を経て、現在はウェディング系ウェブライターとして活動中。

取得資格:フォーマルスペシャリスト、マナー・プロトコール検定など

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『礼装』とは儀式での正式な服装のこと

『礼装』とは、冠婚葬祭といった儀式に出席するための正式な服装のこと。
その際に着用する衣服を、

  • 礼服
  • フォーマルウェア

と呼びます。

礼装の種類

『礼装』には以下の種類があります。

洋装の場合

正礼装 最も格式が高い装い
準礼装 正礼装に準ずる装い
略礼装 準礼装より格式が下の装い

和装の場合

正礼装(第一礼装) 最も格式が高い装い
準礼装 第一礼装に準ずる装い
略礼装 準礼装より格式が下の装い

女性の礼装の基本ルール(洋装)

結婚式で『洋装』を着用する場合では、『時間帯』『立場』により装いが異なります。
結婚式の時間帯が、

  • 午前中から18時(冬は17時)までであれば『昼の装い』
  • 18時(冬は17時)以降であれば『夜の装い』

を着用します。

洋装での女性の『正礼装』

『正礼装』は、

  • 新婦
  • 両家の母親
  • 媒酌人夫人

が主に着用する装いです。

正礼装
  • アフタヌーンドレス
  • イブニングドレス

洋装での女性の『準礼装』

『準礼装』は、

  • 親族
  • 主賓
  • ゲスト

が主に着用する装いです。

準礼装
  • セミアフタヌーンドレス
  • ディナードレス
  • カクテルドレス

洋装での女性の『略礼装』

『略礼装』は、

  • 格式ばらない結婚式・披露宴
  • 二次会

などで、ゲストが主に着用する装いです。

略礼装
  • カジュアル過ぎないドレスアップスタイル
  • カジュアル過ぎないドレスアップスタイル(昼より華やかに)

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女性の礼装の基本ルール(和装)

『和装(着物)』の場合は、『立場』『既婚・未婚の違い』で装いが異なります。
時間帯による装いの違いはありません。

和装での女性の『正礼装(第一礼装)』

『正礼装(第一礼装)』は、

  • 新婦
  • 親族
  • 媒酌人夫人

が主に着用する装いです。
ただし未婚の『正礼装』である『振袖』については、友人ゲストが着用しても構いません。

正礼装(第一礼装) 既婚
  • 黒留袖
  • 色留袖(五つ紋)
未婚
  • 振袖
  • 色留袖(五つ紋)

和装での女性の『準礼装』

『準礼装』は、

  • 親族
  • 主賓
  • ゲスト

が主に着用する装いです。

準礼装 既婚・未婚問わず
  • 色留袖(三つ紋、一つ紋)
  • 訪問着(格調高い柄のもの)
  • 色無地(三つ紋、一つ紋)

和装での女性の『略礼装』

『略礼装』は、

  • カジュアルな結婚式・披露宴
  • 二次会

などで、ゲストが主に着用する装いです。

略礼装 既婚・未婚問わず
  • 付け下げ
  • 江戸小紋(格調高い柄のもの)

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画像で解説!女性の正礼装(洋装)

最も格式の高い『礼装』である『正礼装』。
結婚式では、

  • 新婦
  • 両家の母親
  • 媒酌人夫人

が主に着用する装いです。

女性の正礼装(洋装)

昼の装い

女性の『正礼装』での、昼の装いは『アフタヌーンドレス』です。

参考画像:アフタヌーンドレス(昼の正礼装)

アフタヌーンドレスの着こなし
ドレス
  • 衿元が詰まり、長袖から7~8分丈で肌の露出が少ないもの
  • ワンピース形式のロングドレスが正式だが、アンサンブル、ツーピース、スーツでも良いが上下同色同素材のもの
  • スカート丈はノーマルから靴先が見えるヒール丈の間で選ぶ
素材
  • シルクなど光らない素材のもの
バッグ
  • シルクやベルベットなどの布製で小型のもの
    ※ドレスと共布だと格調高い
アクセサリー
  • パールなど光らない素材のもの
    ※コサージュもよい
  • 革製(スエードやカーフ)、布製(サテン)などのパンプス
その他
  • 帽子や手袋を着用する場合は服と合わせたもの

最近は『洋装』を着用する新郎新婦のお母様も増えています。

両家の母親は『正礼装』が基本。
なお、お母様のドレスコーデについては『結婚式での母親の服装マナー!ドレス&洋装の参考コーデを画像解説』という記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。

夜の装い

女性の『正礼装』での、夜の装いは『イブニングドレス』です。

参考画像:イブニングドレス(夜の正礼装)

イブニングドレスの着こなし
ドレス
  • 袖がなく、胸元や背中、肩を出した、ワンピース形式のロングドレス
  • スカート丈は、床までのフロア丈や靴先が見えるヒール丈が一般的
  • ストラップショルダーやワンショルダー、ベアトップなどデザインは様々
素材
  • ラメ地やブロケード、サテンなど輝きのある華やかな素材のもの
バッグ
  • ドレスと共布、もしくはビーズやスパンコール、金糸・銀糸などで小型のもの
アクセサリー
  • 宝石類など光る素材を使った華やかなもの
  • ドレスと共布、バッグなどに合わせたパンプス
    ※金や銀でもよい
その他
  • 帽子はかぶらず、手袋を着用する場合はひじ上までの長いもの
  • 手袋はバッグに添えて持つだけでも格調が高くなる

最近は『洋装』を着用する新郎新婦のお母様も増えています。

両家の母親は『正礼装』が基本。
なお、お母様のドレスコーデについては『結婚式での母親の服装マナー!ドレス&洋装の参考コーデを画像解説』という記事で詳しく紹介していますので参考にしてください。

画像で解説!女性の準礼装(洋装)

正礼装に準ずる装いが『準礼装』。
結婚式では、

  • 親族
  • 主賓
  • ゲスト

が主に着用する装いです。

女性の準礼装(洋装)

昼の装い

女性の『準礼装』での、昼の装いは『セミアフタヌーンドレス』です。

参考画像:セミアフタヌーンドレス(昼の準礼装)

参考画像:セミアフタヌーンドレス(昼の準礼装)

セミアフタヌーンドレスの着こなし
ドレス
  • ワンピースやアンサンブル、ツーピース、セパレーツなど、アフタヌーンドレスよりもデザインは自由
  • スカート丈の制約は特にないが、ひざ丈より長めの丈が一般的
素材
  • シルク、上質のウール、化繊など光らない素材のもの
  • 無地が基本だが、無地にみえる柄物(水玉、花柄など)も可
バッグ
  • 布製で小型のもの
    ※トレンドを取り入れたファッション性のあるものも良い
アクセサリー
  • パールなど光らない素材のもの、コサージュなど
  • 革製(スエードやカーフ)、布製(サテン)などのパンプス
その他
  • 帽子(室内ではつばのない帽子)や手袋を着用する場合は服と合わせたもの

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夜の装い

女性の『準礼装』での、夜の装いは『ディナードレス』『カクテルドレス』です。

参考画像:ディナードレス(夜の準礼装)

参考画像:カクテルドレス(夜の準礼装)

ディナードレス・カクテルドレスの着こなし
ドレス
  • 『ディナードレス』は、衿なしで袖のついたロングドレス形式が基本
    ※袖が付いていれば衿ぐりや背中、肩が開いていても良い
  • 『カクテルドレス』は、イブニングドレスよりも自由なデザインのドレス
    ※スカート丈がノーマル丈からミディ丈のワンピースやパンツスーツなど
素材
  • サテンなど光る素材のもの
バッグ
  • ビーズやエナメル、光沢のあるシルクなどで小型のもの
アクセサリー
  • 宝石類など光る素材を使ったゴージャスなもの
  • ドレスと共布、バッグなどに合わせたパンプス
    ※金や銀でもよい
その他
  • 帽子はかぶらず、手袋を着用する場合は、長さ・素材を服と合わせて
日本の結婚式では

日本では、昼の結婚式でも肌の露出が多い『カクテルドレス』を着用する習慣があります。
この場合は『ボレロ』や『ジャケット』で、肌の露出を抑える必要があります。

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画像で解説!女性の略礼装(洋装)

準礼装より格式が下の装いが『略礼装』。
『略礼装』は、

  • 格式ばらない結婚式・披露宴
  • 二次会

などで、ゲストが主に着用する装いです。

平服指定での基準の装い

『略礼装』は、「平服でお越しください」と断りがあった場合の基準の装いでもあります。

女性の略礼装(洋装)

昼の装い

『略礼装』では、アイテムやスタイリングに制約はありません。
ただし、『ドレスアップすること』が原則です。

参考画像:パンツドレス

参考画像:フラワー刺繍ドレス

略礼装(昼)の着こなし
ドレス
  • トレンドを取り入れた、ドレッシーなワンピースやアンサンブル、ツーピースなど
素材
  • カジュアルにならない素材やデザインを選ぶ
    ※特にパンツスタイルの場合はフォーマル感を意識することが大切
バッグ
  • フォーマル仕様のものが基本
    ※正礼装、準礼装のバッグをコーディネートすると良い
アクセサリー
  • トレンドを意識したアクセサリーなど
    ※パール系のアクセサリーを取り入れると格式をあげることができる
  • 革製(スエードやカーフ)、布製(サテン)などのパンプス

結婚式・披露宴&二次会で「素敵だね」「似合ってるね」って言われたい!
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夜の装い

昼と同様、『略礼装』ではアイテムやスタイリングに制約はありません。
ただし、『ドレスアップすること』が原則です。

参考画像:フリルビスチェシアードレス

参考画像:チェックレースドレス

略礼装(夜)の着こなし
ドレス
  • トレンドを取り入れた、ドレッシーなワンピースやアンサンブル、ツーピースなど
素材
  • ラメなど光る素材で夜の華やかな雰囲気を演出する
    ※特にパンツスタイルの場合はフォーマル感を意識することが大切
バッグ
  • ビーズやエナメル、光沢のあるシルクなどで小型のもの
アクセサリー
  • 宝石類など光る素材を使った華やかなもの
  • ドレスと共布、バッグなどに合わせたパンプス

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女性の和装(着物)の礼装とは

『和装』には、時間帯による装いの違いはありません。
基本的には『立場』によって装いを決めます。

『和装』の場合は、種類によって格の上下が明確。
『洋装』との一番の違いは、既婚か未婚かで礼装に違いがあることです。

親族の着用が一般的

『和装』は親族の着用が一般的。
一般招待客が着物を着用する場合は、『準礼装』もしくは『略礼装』を選びましょう。
ただし未婚女性の場合は、『正礼装』にあたる『振袖』の着用も可能です。

既婚女性の正礼装

既婚女性の和装の『正礼装』は『黒留袖』。
結婚式では、

  • 新郎新婦の母親
  • 既婚の親族
  • 媒酌人夫人

が主に着用します。
また黒留袖に準ずる『色留袖』も既婚女性の『正礼装』となります。

年齢が若い既婚女性は色留袖も

『色留袖』とは、地色が黒以外の留袖のこと。
五つ紋が染め抜かれたものは、黒留袖と同格の礼装となります。
既婚女性の方でも年齢が若い場合は『色留袖』がオススメです。

参考画像:黒留袖

正礼装(黒留袖)の着こなし
着物
  • 黒無地に五つ紋が染め抜かれたもの
  • 金・銀の錦や唐織の丸帯か袋帯
帯締め
  • 金・銀や佐賀錦
帯揚げ
  • 白の紋綸子や白地絞り
バッグ・草履
  • 錦など布製(そろいでなくとも可)
  • 黒骨で金銀地紙の扇

参考画像:色留袖

正礼装(色留袖)の着こなし
着物
  • 黒無地以外で紋が染め抜かれたもの
  • 錦織や唐織などの礼装用袋帯を二重太鼓などに結ぶ
帯締め
  • 金・銀や佐賀錦
帯揚げ
  • 白の紋綸子や白地絞り
バッグ・草履
  • 錦など布製(そろいでなくとも可)
  • 黒骨で金銀地紙の扇

未婚女性の正礼装

未婚女性の和装の『正礼装』は『振袖』です。
振袖には『大振袖』『中振袖』『小振袖』があり、『大振袖』がもっとも格が高いものになります。

ただし『大振袖』は、新婦がお色直しで着ることが多く、親族や一般招待客は『中振袖』『小振袖』を着用するのが基本です。

色留袖も

現在では『色留袖(五つ紋)』も未婚女性の『正礼装』として着用することが一般的に。
新郎新婦に近い親族の方(姉妹など)にオススメです。

参考画像:振袖

和装の準礼装

正礼装に準ずる装いが準礼装です。
結婚披露宴全般で、既婚・未婚問わず着用できます。

着物の準礼装には、以下のものがあります。

  • 色留袖(三つ紋、一つ紋)
  • 訪問着(格調高い柄のもの)
  • 色無地(三つ紋、一つ紋)

和装の略礼装

格式ばらない披露宴や「平服で」との断わりのある場合、二次会といった比較的カジュアルな結婚式でのスタイルです。
既婚・未婚問わず着用できます。

着物の略礼装には、以下のものがあります。

  • つけさげ
  • 江戸小紋(格調高い柄のもの)

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まとめ

ということで今回は、『結婚式での女性の礼装』について解説しました。

『礼装』には、

  • 正礼装:最も格式が高い装い
  • 準礼装:正礼装に準ずる装い
  • 略礼装:準礼装より格式が下の装い

といった種類があります。
また『洋装』では、

  • 結婚式がおこなわれる時間帯
  • どのような立場で招待されたか

で違いが。
『和装』では、

  • どのような立場で招待されたか
  • 既婚・未婚

などで着用する装いが異なります。

結婚式といった『フォーマルシーン』では、その場に適した装いを選ぶことが大切。
ルールを守った服装選びを心がけましょう。

結婚式・披露宴&二次会で「素敵だね」「似合ってるね」って言われたい!
結婚式のお呼ばれドレスは『レンタル』が便利でお得。受取・返却もラクラクで安心です